聖剣伝説4のココが凄い

今日、会社の同期と昼飯を一緒に食べましたが、
「おみやげだぜー」と言って渡してくれたビニール袋の中には
空になったゴミとわさビーフでした。ffです。


さて、今日はゲームの話をしたいと思います。
最近のカテゴリはマンガやらなんやらで僕も立派なオタクであることがばれてしまいますが、
よく考えたらよく読んでる人はわかっているのでどうでもいいことでした
オタクを自覚しているならエロをもっと慎めよと言われそうですが、嫌です


今までは9月にハマーに借りて以来、ダラダラと早く返そうと必死にヴァルキリープロファイル2をやっていました。
コレはなかなか面白かったのです。最初はなんか微妙だったけどね。
あんま人が喋るゲームって好きじゃなくてですね。恥ずかしいんですよ、純粋に。
ただ、それも慣れると楽しめるようになってきました。
例えば、レオーネさんの『意外と早かったじゃない・・・』なんかエロいです。
これにルーファスの『倒れるまで何度でもぶち込んでやるさ』を加えるとよりエロいです。
こんな楽しみ方もできる(するなよ)ヴァルキリー。なかなかの名作でした。
ストーリー的にも終盤の直前にアリーシャとルーファスがイチャイチャしだすのでアレでしたが、
結局哀れなルーファス君は・・・ププ。これは言わないことにしますね。





さて、そんな次は期待の新作。ヤマダ電機で6000円(大して安くない)で買ったコレ!!

聖剣伝説4

聖剣伝説4

※シングルはついてこなかった




これは凄い。



何が凄いって、全部
といっても未プレイの人には何がなんだかわからないからちょっと詳しく。未プレイの人はたぶんずっとそのままでしょうから。




・RPGではなくなっているのがすごい
これはよく読めばわかることですが、今回のジャンルはアクションロールプレイングではなく、アクションアドベンチャーです。でもアクションアドベンチャーって何でしょう?
今までのシリーズは町があって、フィールドがあって、レベル上げがあって・・・という感じだったので見事に裏切っています。あ、もちろんいい意味ですよ!




・レベルが下がるのがすごい
これはどういうことかと申しますと、上に関連するのですがRPGではなくなった関係で章区切りで話が進むようになります。
一つのしょうが終わる度に色々と評価項目などがあり、次に進むわけですが、レベルなどの強さはまたリセットされるのです。
将来のためチマチマと雑魚敵を倒すのなんてタリーぜっ!という人にはとてもいいシステムです。斬新です。
ただ、前章でいくら強くしてもまったく活かされないので(´・ω・`)ショボーンではあります。
しかし、こんなことでショボってられません!
なぜならこれは前がよかったからといっても次も油断するなよ、という非常にメッセージ性に富んだシステムなのです。なんてユーザー思いなんでしょう。感謝です。




・カメラワークがすごい
今まで2Dだったアクションシーンが3Dでバリバリに表現されているのでグラフィックはすこぶる綺麗です。そしてそれを見渡すカメラワークがすごいのです。
主人公が壁のほうを向いたら画面いっぱいに壁が映し出されたり、動いてもいないのにカメラが上下にガクンガクンと動きます。
これによって3D酔いする患者が続出。かくいう僕も1時間もたないです。ヤフーにレビューを見ると僕以外にも患者がいるらしいですね。
これはゲームは1日1時間、あとは外で遊びなさいという非常にユーザー思いのシステムであることがわかります。高橋名人の顔が思わず浮かんでしまうほどです。
とりあえずこのゲームで鍛えておけば、他のゲームで3D酔いしなくなるのも間違いありません。




・仲間がいないのがすごい
1とレジェンドオブマナは主人公とNPC、2と3は主人公と二人の仲間で戦いますが、今回の4はなんと一人きりです。
これは要は原点回帰に近いものがあります。ドラクエでいったら1です。くにおくんだけで他校とケンカするようなものです。
これも、ケンカをするなら一人でやれという非常に社会性の強いメッセージです。
昨今の犯罪はゲームに起因したものも増え、ゲーム内での表現が問題視されている中、素晴らしいメッセージですよね。




・MONOがすごい
新システムのようなもの、それがMONOです。
岩とか柱とか要はフィールドに置いてある「物」のことです。ローマ字にするなんていちいちオシャレで感動してしまいます
どんなシステムかというと、例えば目の前に岩があるとして、それを押す事ができるのです。それで動き出した岩などに敵がぶつかった場合、パニック状態になり、行動ができなくなるほか、この状態でトドメを刺すとアイテムなどを落とします。
地形を活かして奇襲を仕掛けるのはかの源義経木曽義仲が使っていた歴史的戦術。なんと歴史を学べるのです。このゲームは。恐るべしMONO。




・ストーリーがすごい
まだ2章の途中なので、滅多なことは書けませんので注意です。
今回「4」と名づけられてはいますが、「聖剣」シリーズの時間軸で見ると今回の話は一番初めです。4なのに0のようなものです。
進み方は精霊たちが昔を語るような形です。要は過去のお話。
今までの聖剣ユーザーにとっては興味のある始まりの話ですし、聖剣初心者でもすんなりとストーリーに入り込めるいい構成です。
僕がストーリーをまだ把握しきれてないのはまだ2章だからでしょう。




・ヤフーのレビューの評価がすごい
まだ発売から1ヶ月ほどなのに、すでに500件以上の投稿があります。さすが人気ゲームはすごいです。しかし、もっとすごいのはこの評価。
こぞってこき下ろされています。面白いのは発売日前後で、発売前までは期待をこめてということで5点をつける人ばかりだったのですが、発売以降はほとんど1点です


しかし、騙されてはいけません。


これは俗に言う、「オキニ隠し」という現象で、自分があまりにものすごくいいと思ったため、他の誰かに気付いて欲しくないがために敢えてこき下ろすというものです。
まぁ、ホントに糞だった場合も同じような叩かれ方をしますが、このゲームに限ってそんなことありえません
好きだから有名になって欲しいが、一人占めする量が減ってしまうのも耐えられない・・・。人間はなんて矮小で、欲張りな生物なのでしょう。
こんなことに気付かせてくれる聖剣4はやっぱりすごいです


ちなみにこちらのゲームレビューでも100点中27点。評価はFランクというツンデレっぷり
たぶんそのうち皆が「ちょ、ちょっとは面白くなってきたじゃない・・・。い、言っておくけど最初っからつまらないなんて言ったつもりはないんだからねっ!」と言い出すのも時間の問題でしょう。


また、感想の中には「これを買う金で子供たちに何かおいしいものをたべさせてやってくれ」という暖かい投稿もあります。
子供そっちのけでゲームに励む親・・・。この冷たい日本ではそんな悲劇の家庭もあるかもしれません。そんな一家を気遣ったこの投稿
アットホームな家庭の増加を密かに促しているこのゲームはやっぱり凄いです。












結論:(あくまで世間体だけども)上記の条件を満たすMONOは基本的に糞ゲー