2015シーズン清水エスパルス選手紹介&2014シーズン振り返り(超個人的)【前編】


あけましておめでとうございます。
いやー今年もね、よろしくお願いしますね。
なかなか寒さが堪える日々ですが皆さまどうお過ごしでしょうか?
僕は至って元気です。
夜更かしして、バイト中に寝て、特に起こされもなく、定時に帰って、みたいな。


そんな訳で僕の一番の(心ではね)趣味であるエスパルスの話になりますよ!
もう全然あけましておめでとうの季節じゃないとか、
そもそも1年以上更新してないことについては全く触れませんよ。
さぁーエスパルスだ!


2014年はマジで降格するんじゃないかと覚悟したシーズン。
主力も何人か抜けてしまい新戦力の実力も未知数。うーん不安でしかない。
しかし、こんなときこそやってくれるのが我らがエスパルス(そう信じたい)!
今年はホント頼みますよ!


ということで選手紹介でもしようかなと思っております。
そんなサッカー詳しくないし、めっちゃ主観はいってます。
まぁどうせだれも読んでないでしょ、という気持ちで書いておりますのであしからず。
基本的に2014シーズンの振り返りと2015シーズンの展望を合わせて書いてます。
これを読んだあなたはもうエスパルスサポーターだ!!

とりあえず背番号順に。この前編では1番の櫛引から19番(現在空き番)まで!



1.櫛引政敏(29試合・46失点)
ライバルの林が鳥栖に完全移籍となり、守護神の座をほぼ確約され臨んだ昨季は自身も「コンディションが整わないままシーズンに入ってしまった」と語るように終始不安定なシーズンとなってしまった。
コーチングに難があり、主にそれが原因となっての飛び出しやポジショニング、キャッチのミスに繋がった印象。以前はそこそこ良かったキック精度も焦りのせいかミスを連発。(まぁそれがエスパのキーパーなんだけど)残念ながら昨季レギュラーを務めたJ1のキーパー勢では最も悪かったと言わざるを得ない。
ラストの甲府戦で見せたスーパーセーブは好材料で、反射神経は西部を彷彿とさせるものが。まだ若いしね。
ライバルが実質不在だった昨季に比べて、今季は即戦力候補の杉山力が加入。切磋琢磨していって「清水の1番を背負った選手はダメになる」というジンクスを払拭してもらいたいところ。



2.三浦弦太(7試合)
平岡・キャラ・デッキーのバックアップとU-22選抜のメンバー、U-19ユース代表としてなかなか忙しいシーズンを送った2014年。
リーグ戦では7試合の出場にとどまったが、次第点のプレーを見せていたように思える。特に空中戦の強さは近い将来に平岡と肩を並べる存在になりそう。プレッシャーのかかる最終戦にも途中交代した点、背番号が昇格した(25→2)点からも首脳陣からの期待が窺える。(他にいなかっただけとも言えるが)
犬飼の復帰により更にレギュラー争いは厳しくなったものの、割って入って行くだけの潜在能力はあるし、是非挑戦してもらいたい。
勝ちロコでのはっちゃけぶりは必見。



3.平岡康裕(34試合・5得点・1アシスト)
誰が何と言おうと「2014年1番頑張ったで賞」をあげたい。万全とはいえない体で全試合にフル出場し、毎試合のように変わるDFラインを統率し、得意のセットプレーからはチーム内3位となる5得点を記録。たまに出るフィードからも得点に繋がることもあった。厳しい状況の中、警告ゼロでフェアプレー賞も獲得。
個人的には2014年のMVP。
ただ、チームの失点数を考えるとやはりまだまだ修正点は多い。ドリブルで突っかかってきた相手に横にふられるとめちゃくちゃ弱く、すぐ股が開いてしまう癖も含めて直していって欲しいところ。
今季のDF陣の中心も彼だと思うので、怪我なくシーズンを終えて欲しい。



4.カルフィン・ヨン・ア・ピン(15試合・1アシスト)
徐々にフィジカルコンディションを取り戻し、超人だった2012年の状態に近づいてきた中での負傷離脱はその後のチームの成績に反映されているようにやっぱり痛かった。不在の在というか、「あぁキャラで何とかもってた部分って大きかったんだなぁ」と感じる離脱だった。なんで治りかけの時期に途中出場させたんだろうかゴトビは??
センターバックが適正ポジションだとは思うが、状況次第で左サイドバックの起用もありそう。体に負担のかかるロングスロー(しかも言う程飛ばない)はサイドバック時のみにして欲しいところである。3バックでは左からの攻撃参加もアリかなぁ。
清水エスパルス在籍の外国籍選手としてはサントス、アレックス(2002年以降は三都主アレサンドロ)に続く3人目となる5シーズン目に突入する新シーズンは怪我なく稼働してもらうことが残留への大きなカギとなりそう。



5.ヤコヴィッチ(25試合)
ドスドスドスと効果音が聞こえてくるような大股で迫力のあるダッシュが何とも印象的。見た感じどう見ても鈍足なのに意外と足が早く、長いためニュっとボールを奪うシーンもしばしば。
加入直後はコンディションが整っていなかったのか、順応に苦しんだ部分はあったものの、前半は右サイドバック、後半は故障者が続出したセンターバックで貢献。
4バックとなると、センターバックのポジションを平岡、キャラと争うことになるが、右サイドバックという手もアリかもしれない。3では右を担当することになるはず。しっかり順応した状態で迎える2年目のシーズンは昨季以上にやってくれることも期待せずにはいられない。得点も見たい。



6.杉山浩太(16試合・1得点)
2012年の途中から2013年終わりまでの1年半ほぼフル稼働したせいか、怪我がちだった体についに悲鳴が上がってしまった2014年。
開幕こそボランチでスタメンだったものの調子を崩し、中盤にセンターバックとして起用されるもその後に負傷離脱・・・。やはり精神面での穴が大きく終盤にチームが好転しなかった大きな要因となったのは間違いない。
ボランチセンターバックともに選手数(「層」とはいえない)は豊富となっただけにまずは競争に勝ってからにはなるけれど、怪我なくチームを引っ張って行ってもらいたい。



7.本田拓也(24試合・1得点・2アシスト)
浩太が負傷離脱した後のチームをまとめた頼れるアニキ。
ただ、序盤はゴトビに干されたように、コンディションはシーズンを通してなかなか上がらなかった(それにしても使って欲しかったけど)。その上キャプテンの重責も担いなかなか大変だったと思う。
唯一のゴールとなった大宮戦のバイシクルは2014年のチームベストゴールだと思っております。
キャプテンにも就任となり、大きなプレッシャーを背負うことになる今年はコンディションを整えて、若いチームをより頼もしく支えてほしい!



8.石毛秀樹(22試合・2得点・2アシスト)
逸材もトップデビューして早3年。同級生の南野のことを考えるともっともっと突き抜けて欲しいと思うのが正直なところ。
ゴトビ政権時はほとんどスタメンがなく、「サイドバックの控えとして過ごしモチベーションもダウンしてしまった」と本人も語る(いやそれはダメだけど)。ユース時代の恩師である大榎政権では前での起用が増え、持ち前の攻撃センスが発揮されつつあったが、数字としては少しさびしいところ。
とにかく石毛に関しては、決定力!何かきっかけをつかめば一気に伸びる可能性を感じるので、結果にこだわって欲しい。



9.長沢駿(10試合・4得点・1アシスト)
2014年ブレークといえばこの人。熊本・京都・松本と3シーズンに及ぶJ2武者修行ではいずれのチームでも絶対的な存在とはなれなかっただけに期待値はそれほどでもなかった(よね??)が、ノヴァとのツインタワーがハマり得点を量産し、序盤のチームを支えた。
それだけに早い時期での大怪我は本当に悔やまれる…。
今季は良き相棒ノヴァはもういないだけに負担はかなり増えると予想されるが、昨季ケガで逃した「本格的ブレーク」を!



10.大前元紀(34試合・6得点※2PK・7アシスト)
全試合に先発、プレースキッカー(PK含む)をほぼすべて担当、チーム最多の7アシスト、チーム2位の6得点。これだけを見ると貢献度は高いが、チームの命運を握る10番としてはこの成績では物足りないというのが正直なところ。
コンディションが整わず、終盤はケガをおしての出場という面も考慮すべきではあるけれど、元紀にはもっと高いレベルを要求したい。リーグ戦では23節以降ゴールなしではあまりに寂しい。
ノヴァと相棒・俊幸の退団で攻撃陣の中心としてさらなる飛躍が望まれる。10点はノルマだよ。



11.村田和哉(29試合・3得点・2アシスト)
2014年の救世主にして、清水商店街に最もなじんでいる男。成績は一見凡庸だが、インパクトは特大だった。
主にスーパーサブとして起用され、とりわけリーグ後半戦で大きな仕事をした。19節徳島戦での決勝点、29節新潟戦での決勝点のアシスト、31節川崎戦での決勝点はいずれも値千金。
ただ、劣勢時には出番すらもらえなかったり、どんなに好調でもベンチスタートだったりと、大榎監督からはまだ全幅の信頼を勝ち得ていないので、守備面やスタミナ面での改善は必須。
若手のいいアニキ役になったり、サポーターや地元の繋がりを誰よりも大事にするなど加入してたった2年半ですっかりクラブのアイドルとなった村田。関東でのサイン会の開催はまだですか??



12.サポーター
これを読んでるおまいらのことだ!!!



13.犬飼智也(J2松本:42試合・6得点)
1年半ちょっとの松本でのレンタル期間を終え復帰。加入当初からレギュラーの座を獲得し、昨季は2位躍進の原動力となる文句のない成績を残した。
清水でのスタメンデビューとなった浦和戦では不慣れな右サイドバックではあったものの、悲惨な出来だっただけに、この成長はうれしい。
松本では3バックの右が定位置だっただけに、3バックを採用した際には経験で有利かも。いずれにせよ、デッキーが当面のライバルとなりそう。



14.澤田崇(J2熊本:40試合・9得点)
熊本の試合は見ていないので全くわからない。ただ、大卒ルーキーながらチーム最多の9得点、チーム3位の4アシストは立派な数字。
そして中央大学出身ということで六平の後輩となり、六平パパの熱い声援再びということに。
FootballLABによると、トップ下を中心に、左右のサイドハーフセンターフォワードを務めたようで、ドリブルの数値がかなり高く出ていた。今年はトップ下と左MFのレギュラーがまだ不在なので十分狙えるんじゃないかと期待。あと笑顔がなかなか爽やかなので人気でそう。



tyle="font-size:large;">15.村松大輔(7試合/徳島:15試合)
ゴトビ寵愛の象徴と思われていたが、序盤に突如としてレギュラーをはく奪されると徳島へまさかのレンタル移籍となった昨季。
向こうでは3バックの右で主に使われていた模様。戻ってきた今季はボランチなのか、センターバックなのか、システムによって起用法は変わりそう(トップ下はさすがにないよね・・・)。いずれにせよ、足の速さと体の強さを兼備という特徴は彼だけなので、89年組再集結ということもあり再び踏ん張ってほしい。
「だいすけ」ではないよ「たいすけ」だよ。



16.六平光成(32試合・1得点)
ゴトビ・大榎両監督に重用され、中盤の選手としては最も多くの時間プレー。
シーズン序盤から中盤にかけてはボールロストを恐れるが故に球離れが早すぎて逆にテンポを崩してしまったり、攻撃的な選手である竹内とボランチを組んだ時には前線へ絡みにいけなかったり、ゲーム終盤では疲れがたまって動けなくなるシーンが散見され、意地の悪い言い方をすれば彼の成長のために費やした時間は短くはなかった。
しかしその甲斐あって持ち前のキープ力が試合中に発揮され始め、攻撃的なポジションを任されてからは前線への飛びだしにも積極的になり、パパ観覧試合ではプロ初ゴールをゲット。今季は攻撃的なポジションでの起用になると思うが、そうなったらもっと得点に絡むことは必要不可欠。ノルマは5得点5アシスト。
「むひら」ではないよ「むさか」だよ。



17.河井陽介(30試合・1得点・2アシスト)
すっかり便利屋としての起用がメインになってきた感のある元10番。ポジショニングだったり、キックの精度(主に止まったボール)の高さには定評があるだけにサイドバックもそこそここなせてしまうというのがアレである。
起用は季節が分かれていて、左サイドバック(1〜5節)→右ハーフ(6〜16節)→インサイドハーフ(17,18節)→トップ下(19〜26節)→右サイドバック(27〜34節)とまぁホント器用ですこと!
今年は俊幸が抜けた左サイドとトップ下を狙うとは思うが、4バック継続となるとサイドバック起用も増えるだろう。「始まってみないと河井のポジションがわからない!」と嘆く他サポの皆さんご安心あれ。俺らもわかんないっす。
「河合」でも「川井」でもないよ「河井」だよ。



18・19.欠番
誰もとらないの?マジで???


後編へ〜つづく!