日本平で僕と握手

どうも、
女の子がメアドを変えると、妙に勘ぐってしまう、
ffです。


勘ぐってはしまうけど、
確認はしません。
どっちの答えでも先が続きそうにない。





まぁ相変わらずランニングなんてしちゃいない訳ですが、
土曜はサッカー見に行ってきました。


静岡は日本平での
清水エスパルスVSジュビロ磐田
言わずと知れた静岡のライバル同士の対決。
今回はチャリティマッチということで、
いつもは仲悪い両チームが手を取り合って開催となりました。


そしていつものように日本平まで車で行くのはしんどいので、
イトコ一家を誘って連れて行ってもらうというテヘ。
子守りというポジションを確立したのは非常に大きい。
「運転お願いね〜ガキ共の世話は任せろ!」ってな感じ。
俺は一向に損してないという詐欺ですがまぁ気にしないで。



会場ではチャリティグッズのピンバッジを買ってみるも、
これが中々いい出来で普通に買えるレベル。
募金はというと、エスパルスの選手が立ってるというサービス。





190センチを超える大男、エディ・ボスナーの存在感。





でも募金は背番号10の小林大吾にしました。
色々言いたいことはあったけど、
「10番、期待してます!」にしといた。
ガキ共二人はボスナーに渡したんだけど、
しっかりポーズを決めて写真を撮らせてくれるイイ奴。





で、これからは試合の振り返りになります。
完全に自分のためのメモとして書くので、
頑張ってここまで読んでくれる方は根負け確実なのであしからず。




・スタメン
布陣は変わらず4−2−3−1で、
GKには俄然レギュラー格にのし上がった碓井健平
DFには岩下敬輔が戻り、平岡康裕とセンターでコンビを組み、
右に辻尾真二、左に太田宏介の仲良しコンビ。
MFの「2」での枝村匠馬のパートナーには山本真希がレギュラー復帰。
前の「3」には右から大前元紀小野伸二伊藤翔が並ぶ。
FWとして1トップで高原直泰が入った。


・序盤はよかったが・・・
立ちあがりはまぁまぁいいペース。
特に山本真希が攻撃時に小野の近くまで積極的に上がっていき、厚みが加わっていたせいで、小野が前を向いてボールをさばけるようになり、そこからのサイドチェンジで高さのある伊藤へいい展開があったりもした。
しかし、ジュビロボランチの位置まで下がってボールを受けにくる小野に、マーカーをしっかりつけてくるようになってからは山本真希がすっかり上がってこれなくなる。
今のエスパルスにとって、「小野の自由が奪われる=攻撃終了」なので、これはキビシイ。
相手のエース、前田遼一の動きを警戒してか高めのラインを敷いたDFラインもディフェンスにおいては裏を取られるシーンは少なかったものの、これは相手の稚攻に助けられた部分も大きい。
弊害はボール回し時で、高めのラインはその分プレッシャーも強いため、キープ力に自信のない選手はすぐ後ろに下げてばっかりでリズムが作れなかった。
特に辻尾が顕著で隣の平岡にボールを渡すシーンが目立ち、その平岡も横の岩下に助けを求めるようにパスしてしまい、「よっしゃ、俺が何とかしたる!」とばかりに岩下が難しいパスを狙ったものの、失敗──
そんなシーンが前半だけで少なくとも3回はあったので、攻撃面を考えると、あのラインはちょっと疑問かなぁ。
高原に関しては相手のセンターバックに入った藤田がほぼマンマークでかなり前までついてくるせいで上手くボールを収めることができなかった。
逆に、伊藤は主にマッチアップした駒野(この日は調子悪かった)に空中戦では勝っていたので、もっとそこを使ってみてもよかったような気がする。
左サイドの展開が少なかったせいで、スペースがほとんどなく、今年のエスパルスの武器である太田宏介の攻撃参加はほとんど見れず。




・あれっ、入った
なんだか0−0で終わりそうな展開だった前半終了間際。
サポーターもちょっと退屈になってきて、ボールが後ろに回されるたび「また下げたよー」と不満の声がちらほら。
そんな中の小野の直接狙ったFKはいい感じで相手ゴールを襲ったので初めて「おっ!」というシーンに。コースはやや残念な感じ。
しかしそれで得た小野のCKから平岡がニアで合わせて殊勲の先制ゴール!
まさに「そこにボールが来ることが約束されていた」感じの綺麗な軌道。
ただ、見ていたスタンドとは真逆だったので、選手がかぶっていたせいでゴールの瞬間はみんな「あれ・・・?はいった・・・?」という感じで、ちょっと会場の流れに乗り損ねてしまったー。
終了間際だったこともあり、ジュビロのディフェンスの集中がちょっとなかった印象。




・あれっ、入れられた
雨が早くやまないかなーと思いながら前半が終了し、なんとなくリードしてから始まった後半。
前半起点になれなかった高原を下げ、高木俊幸が登場。初めて見るのでテンションが上がる。その高木は中盤左サイドに入り、伊藤が1トップに移動した。
伊藤の方が確かに起点になれそうだなーなんて思っていたら開始早々に左サイドを破られると、前田から山本とつなぎ、スルーパスに反応した山崎に失点を喫してしまう。
1分経たないうちの失点ということでこちらも集中力の欠如だなぁ。あと人を変えたサイドを破ってくる辺りはしたたかだった。
この山崎は前半にチャンスを掴みながらもシュートはミス、クロスは不正確となかなかうまくいってない感じだっただけにこの得点は大きいだろう。
元々ボールのもらい方はセンスはあるので、決定力さえ高くなれば…とジュビロのサポーターは期待しているのではないかな?




ジュビロのサイド攻撃
失点で始まった後半はなかなかリズムを作れず、ピンチが増えていく。前半はバックパスの処理しか仕事のなかったGK碓井も俄然忙しくなるが、なかなか安定したセービングを見せる。
ジュビロの良くなった点はサイドの主導権を握ったこと。
前半にも辻尾の裏を狙われるシーンがあったが、後半は狙いが顕著となり、幾度どなくパク・チュホがサイドをえぐっていった。
そのサイド攻撃にリズムを作っていたのがキャプテン那須の動き。
基本は小野を見る仕事だったが、攻撃時には最終ラインに帰り、即席3バックを形成し、両サイドバックの動きを促していた。
敵ながらこういう2つのポジションを機をみてこなせる選手はすごいなーと思ったり。
その後もサイドを崩され、危ないシーンをむかえるも碓井がナイスセーブで救う。




・仲良くドロー
まず、この時間帯でのFKで残念だったのは、小野以外に蹴る選手がいなかったこと。
山本真希といい、高木といいいいキックを持っているだけに主張して欲しかったところ。
ボールの前にいる選手が小野だけじゃ選択肢も何もないよー。
ペースは握れないままながら、アヤックス戦をにらんでか小野が交代となり、アレックスが登場。
アレックスが中盤左に入り、高木はポジションを少し下げる。枝村をアンカー気味にした4−1−2−3に見える布陣に。
エスパルスの交代はこれで終了。今回は公式戦ではないため、交代は6人までOKだったもの、2人だけというマジな感じのカードの切り方を見せる。
対するジュビロは4人が交代。エスパルスと比べるとメンバー間の意思疎通が乱れるシーンもあった。
そのせいもあって、終盤は押しこむシーンが増え、大前、アレックスが中央寄りにプレーした辺りでチャンスが生まれるも、伊藤がシュートまで持ち込めず。
伊藤は高さとスピードでは相手を圧倒し、終了まで運動量が落ちなかったものの、トラップ(特にゴール前)がどうしても足元に入ってしまい、次に続かないプレーになってしまったのは残念。
左サイドでアレックスと被ってしまうシーンもあり、もっとコンビネーションは高めていって欲しいところ。
そのアレックスは左サイドに張り付いていた投入直後はまったくプレーが出来ていなかったが、中央寄りへの動きが増えてからは全体のチャンスが増えた印象。
何より、前半から燻っていた太田の前にスペースが出来たのは大きく、一回大きなチャンスになりそうな突破も見せた。
一方で、右サイドバックの辻尾はパクの対応に疲れきっていて攻め上がりも迫力がなく、今回のメンバーで一番の反省点。
結局、ゲームは絞まったのか絞まってないのかよくわからないまま仲良く1−1で終了。





正直、このままでは苦しいかなぁ、と思わされる試合。
碓井の健闘はGK層の更なる厚さを示してくれたものの、懸念のサイドバック(右)とボランチ(アンカー)の問題は相も変わらず。
エダはポジショニングを重視し、ボールを捌くことをかなり意識してやっていた。その割には山本真希のポジションが半端だったかなぁ。総じて、まだうまくいってない。
最下位で再開となる訳だけど、選手の獲得も検討しないといけないような気がする。


試合自体は久々だったから、いい感じで騒げて楽しかったし、ガキたちともかなり触れ合えた。
生であんな選手見たのも初めてだったし、小林と握手して一言喋って写真撮ってもらったのもいい思い出に。
子供いる効果でパルちゃんたちとも記念撮影してサインももらえたし、満足であります。




今日は仲のいいマスコットたち





でもお茶目ないたずらをされるいじられ名人のパルちゃん




ダウンも二人っきりで行う、とっても仲のいい小野・高原



もう誰も読んでない気がぷんぷんですが、今年も変わらずエスパルスへの熱い声援お願いしまっす!