ディズニーランドへ
どうも、
副都心線通勤2日目で早くも遅延を経験
ffです。
なんかもう逆にノルマでもあるんじゃないかしらね。
月初から数字稼いでいくぞ!みたいな。
あーやだやだいつになったらノルマから解放されるのかしらん。
つーことでスーツ着るとホントにオッサンだなと
自画自賛(たぶん使い方違う)するほどの私ですが、
予想以上にみんな私語のない職場で、
メシも(ココ痛い)帰りも個人行動派多数のため、
予想以上に仲良くなれません。
最初に仲良くなったのがおばちゃんって辺りがなんとも俺。
とまぁこんな話はどうでもよく。
皆さんは覚えているだろうか?
あのおぞましい惨劇を。
夏になるとやって来る悪魔。
漆黒の体に無秩序に蠢く無数の触角、
悪魔が忍び寄るような不快な音を響かせて、
今日も奴らはやってくる・・・。
はい、ゴキブリだね。
なんかもう流石に慣れてきた。こんなにお出でになられますと。
カラオケのバイト時代によく裏の社会の方がよくいらっしゃいましたが、
あれも慣れてくるともう普通に接客してましたもんね。
とここで怖いオニイサン=ゴキブリの等式が成り立つわけです。
おっと、つい職業病が出てしまった。
遠くの壁際から始まり、
いつもいる場所に現れたと思えば、
風呂場にも姿を出し、
そしてこの間・・・。
寝室まで侵入してきました。
よくドラマとかである、
『アレ?昨日の記憶がないぞ。しかもハダカだし!そして隣の女は誰だ!!』
的な感じですよ。
女をゴキちゃんに置き換えれば代用可能な文章って訳です。
だってほら、彼女もハダカで這いまわってるし。
そして昨日。
いつもの場所で寝転がってDS(サカつくDS)やってたときのこと、
そう、僕はサッカークラブをつくっていたのです。
あれは左手だったろうか。
弱く儚く、しかし確かに何かが触れた感触があった。
それは何か細い糸のようなもので肌をくすぐっていたのだった。
うん、ちっちゃいゴキブリ。
もうね、昔みたいに私はしゃいだりしないの。
ギャァァアァアアァァァアみたいな、ね。
大文字使うのか小さくするのか、みたいな。
Lキーを押すのか押さないのか、みたいな。
北乃きいのこと言ってる場合じゃない、みたいな。
慣れとは恐ろしいものです。
冷たく暗く、淀んだ眼で僕はその子供を見つめていました。
(ああ・・・!)
その瞬間、否が応にも沸きあがる確信があった。
(あのときの・・・子、か・・・)
記憶や他意がなかったとはいえ、
一緒に風呂へ入って同じ寝室で一夜を共にしたのだから。
ついさっきまでサッカークラブを作っていたのに。
一体何を作っていたのだろう。
寝転がっていた私の視界には小さなゴキブリと、
プリンタの上に置いておいた離乳食セット。
最近子供が産まれた友人への祝いに買ったものだったが、
ずいぶんとまた皮肉な光景だった。
(産まれたばっかなのに離乳食セット?の類のツッコミは断固却下)
そう思って子ゴキを見ると情が移りそうになるものの、
ティッシュを3枚重ねにして狙いを定める、
そのときの目は充血していたかそれとも涙が出てきたか、
もう、覚えてはいない。
ゆっくりと素早く、そんな矛盾した動きでティッシュは彼をくるむ。
そのまま、ギュっと握りしめるとゴミ箱へポイ。
すまない、地獄でまた逢おう。
リアルビッチ幼児放置ホスト狂い風俗嬢のことを笑えないな。
子ゴキブリは僕とじゃれあいたいだけだったかもしれない。
でも。
一緒にいるのがとてもつらくてたまらないから
一緒にいるのがとても恥ずかしくてたまらないから
そして僕は悪い人間の仲間入りさ。