ボーイズ・バック

どうも、今日も本屋で2700円の会計を済ましました。
内訳はサッカー雑誌、ジャンプ(赤マルとスクエア)、コミック3冊。
集英社から感謝状が来てもいい気がする今日このffです。





いやーついに決まりました。
ちびる前にやっと小野伸二選手の清水エスパルスへの正式な加入が発表されました。
ホントはちょっとちびってたけど、まぁ気にしない。


ポイントはエース岡崎へのスルーパスでしょうね。
オカは代表で15点。Jリーグで14点。
Jリーグの方が倍以上試合あるのに!!
他にも色々理由はありますが、代表とエスパルスの違いはパサーでしょうね。
中村憲剛遠藤保仁といった選手はエスパルスには残念ながら、いない。
兵働昭弘藤本淳吾も残念ながら及ばない。
中盤は選手は豊富なものの、これといった選手がいないのも事実。
そこで手に入れた小野という天賦の才が輝くことを祈っております。


ちなみに「天賦の才」って「てんぶのさい」って読むんだと思ってたけど、
「てんぷのさい」なんだね?知ってた?え、俺だけ??


小野といえば沼津市の出身ではありますが、静岡の選手。
そして市立清水商業高校の選手。
プロとして入ったのが浦和レッズ


なぜだ!!


当時はそう思いました。
てか、今もそう思います。
やっと地元に帰ってくるんだねシンジ。
ずいぶん老けてしまったけど、まだまだ30歳!もうひと花咲かせてもらいたい!




そして嬉しかったのが周りの反応です。



僕がここでも外でもエスパルスの話ばっかりしてたので、
それを嫌々ながらも読んだり聞いたりしてくれた人が気にしてくれるようになったのです。



エスパルスの順位だったり、最近の試合の結果だったり、
テレビ出演だったり、今回の移籍の話だったり・・・。
色々と言ってくれます。






いや、ホントみなさん・・・・。

















エスパルスが好きなんですね!わかります!






そんなアナタに贈る、
清水エスパルス2009プレイバックをお届けします。
知ってるあの選手も、知らないあの選手もこれを読めばまるわかりだよ!




1、掛川誠
清水に来てから4年間、1試合も出なくてもファンに愛されたキーパー。
最後の出場試合はサテライトでのフォワード(!)
そのときのファンの大歓声だけでももう彼がエスパルスの選手だったんだなぁ、と思える。
そんな彼もとうとう引退。ジュニアユースのGKコーチとして頑張って下さい。



2、児玉新
誰もが驚く児玉のゴール!を2試合もやってのけた副キャプテン。
堅実にタスクをこなす姿に関西人らしさは微塵とも感じないが、ブログは一番面白い。
青山の負傷離脱に伴いセンターバックも器用にこなし、ダメージを最小限にとどめた。
ただ終盤は強さと高さで競り負けることも多く、やはり本職は左のサイドバックか。



3、青山直晃
一時期の不調を乗り越えた…と思ったら無念の負傷で未だ療養中。
ペットだけが拠り所とか言ってた癖に結婚・娘誕生と私生活は順調の様子。
早く治して岩下との同期コンビがまた見たいぞ!



4、太田宏介
サイドバックの控えとしてスタートしたが、終盤にはがっちりレギュラーをゲット。
その勢いで先日のイエメン戦でちゃっかり代表デビュー(フル出場)。
チームの勢いがなくなると途端に流れに乗れなくなる点は課題なものの、
自分の方を持っているドリブルの切れ味は鋭く、成功率もチームナンバーワン。


5、岩下敬輔
去年まではボランチ、両サイドバックを含めた守備のベンチ要員だったが、
センターバックのレギュラーを任されると一気にブレイク。個人的MVPをあげたいくらい。
身体能力やフィードも優れているが、特筆すべきはやはりその精神力。
失点にかかわるミスをしても、警告を受けても不屈の闘志で取り返す。
大人しい選手が多いエスパルスにおいて非常に頼もしく見える選手です。次期キャプテン候補。



6、マルコス・パウロ
とにかく人あたりのいい陽気なブラジル人ボランチ
ボールを奪う能力はJリーグトップレベル。そのぶん展開力はJ2レベル。
スタメンは少なかったが、試合を逃げ切るクローザ―として重宝された。
やる気も十分で憎めないキャラだったが、契約満了で残念ながら退団。お疲れ様。



7、伊東輝悦
清水のいや日本の生ける伝説。
Jリーグで一番試合に出ている選手は彼なんです。凄いんです。
本田拓也とコンビを組んでからは積極的に前線に飛び出し、そのボール奪取能力がさらに活かされた。
そんな彼もシーズン終盤はスタメンを外れ、いよいよ清水も伊東離れの時期か?



8、枝村匠馬
得点も決めてもちっとも喜ばないクールボーイだったのは去年まで。
今年は闘志が表に現れ、球際の粘りも出てきた。
鋭い飛び出しからの決定力も健在で、観戦したレッズ戦でも貴重なゴール。
ただ劣勢時に試合から消えてしまう悪癖も相変わらず…。



9、永井雄一郎
あ、今年来たんだっけ…。
期待されたアタッカーだったがなんとゴールゼロに終わった。
シーズンインで怪我をしてしまったのが痛い。結局フォームを取り戻すのに時間がかかってしまった。
しっかり調整して女性ファンの開拓に貢献してほしい。(彼はイケメンです)



10、藤本淳吾
2008年夏に羅刹小林慶行の悪質タックルを食らい負傷してからまだ完全復活とはいかなかった。
京都戦のフリーキックのゴールは素晴らしかったが、その後もスタメンに定着できなかった。
ただ試合をこなすごとに攻撃性能を取り戻しているので、
小野伸二という最大のライバルを前に真価を見せるか。



11、原一樹
縦横無尽なドリブルで相手ディフェンダーを引き裂いた昨シーズンよりはややトーンダウン。
ヨンセン、永井の加入でよりワイドな動きを求められたのが原因か。
個人的に一番好きな選手なのであのドリブルと振りの早いシュートが見たいぞ。



12、サポーター
苦しいときも辛いときもエスパルスを支えてくれてありがとう!



13、兵働昭弘
攻守に奮闘したキャプテン。
運動量とスタミナの少なさが批判の的になることも多かったがそれも主将に対する期待ゆえ。
スーパーゴールはあったが、ミドルシュートの精度をやや欠いたか。
タイプは違うがやはり小野がライバルとなるのでもうワンランクプレーの質をあげたい。



14、高木純平
市川がピリっとしなかったシーズン序盤の右サイドバックのレギュラーを担った。
攻め上がりのタイミングが悪く、市川にレギュラーを奪回されてからはチャンスに恵まれず。
器用貧乏として数年、外の世界を味わうタイミングなのかもしれない。



15、辻尾真二
爆発的なスピードと絶望的なスタミナの無さを兼備するサイドアタッカー
出場すれば何かしらの結果を残すのでファンの期待は大きい。
ジョーかとして常にベンチに入れて欲しい選手。



16、本田拓也
監督の求めるプレーとのギャップに苦しんだ1年目だったが、
2年目となり、戦術にプレーをしっかりフィットさせてきた。
モダンなアンカーとしてバイタルケアや左右へのフィードを見せた。
あとは決定的な仕事を出来る選手へと成長してくれれば伊東も安心なのだが。



17、山本真希
調子の上がらなかったシーズン序盤はMVPとも言える活躍でチームの中心部を支えた。
新潟戦では鮮やかなフリーキックも決めたが、途中に負傷離脱してからはトーンダウン。
復帰後は決定的なシーンを外すところばかり目についた。
彼にとっても元祖天才の小野のテクニックは大いに学ぶものがあるだろう。



18、ヨンセン
ミスターナイスガイとは彼のこと。
おっさんだが、とにかく頑張る。体も張るし守備もしっかりやる。90分走り続ける。
その圧倒的な大きさで前線の基準点となり続け、躍進の象徴となった。
彼の不調とともにチームが沈んでいったのはつまり彼への依存度の高さ。



19、木島悠
高校時代の岡崎の相棒だがプロではさすがにまだ時間がかかるようだ。
サテライトで見た限りではスピードがありゴールへの予感を感じさせる選手だったので、
チャンスは来るはず。頑張れ。



20、長沢駿
チーム1の長身ストライカーは終盤にレギュラー抜擢。
ヨンセンを中心にした戦術が彼にとって追い風となったか。
ただ経験豊かなベテランと同じ仕事を求められる為プレッシャーはより強くなったはず。
そのためにはもっともっと走ってもっともっと走れ!



21、西部洋平
山本海人の負傷で始まったシーズン序盤は守護神の座をキープ。
彼のビッグセーブで勝ち点を手にした試合も決して少なくはない。
ただどうしても強い球をキャッチに行かず弾いたり、キックが不安定だったりと例年通りの不安は残した。
でもそれがない彼も想像できない…。



22、大前元紀
高校3大大会得点王のスーパールーキーだった去年と変わらず、
フォワードとしての資質が開花しないままシーズンを終えた。
どこかで武者修行が必要な気がする。彼に必要なのは経験。



23、岡崎慎司
今や日本代表のレギュラーフォワード。
入団時は一番下手くそだった選手がよくぞここまで上り詰めたもんだとちょっと感慨。
前線での動きの質はさらによくなった。あとは決定力か。
彼をどれだけ生かせるかが清水が優勝戦線に食い込めるかどうかのカギになるのは間違いない。
ワールドカップにはぜひとも先発してもらいたいものだ。頑張れ。



24、永畑祐樹
2年目の今シーズンもリーグの出場機会はなし。
中場はもちろんサイドバックもこなす器用さが吉とでるのか凶となってしまうのか。
体がかなり小さいのでスピードに磨きをかけてほしいところ。



25、市川大祐
開幕直後は覇気がなく、サテライトでもスタメン落ちする始末だったが、
夏前に復活しアシストを連発、日本代表に呼ばれてもおかしくないパフォーマンスを見せた。
向上したのは攻め上がりのタイミングのよさ。欲しいときに必ずいる市川。
逆サイドの太田もどんどん盗んでいって欲しいところ。
今年のナンバーワン右サイドバックは長友?内田?市川に決まってる。



26、平岡康裕
岩下のブレイクで、同期もメンバーからどんどん水をあけられている印象。
ただ岩下の代役で出場した名古屋戦ではケネディをしっかりと抑えていたので意外な実力者かも。
レギュラー陣の次に頼りなるディフェンダーであることは間違いないんだが…。



27、廣井友信
シーズン途中でJ2ヴェルディに移籍。
終盤ではしっかり出場しやっとA契約を勝ち取った。
エスパルスに帰ってきたが勝負の一年になるだろう。



28、竹内涼
ルーキーイヤーは出場ならず。
テクニックに優れた中盤の選手はごろごろしているので何かセールスポイントが欲しい。



29、山本海人
総じて今年の正ゴールキーパーとなった。
クロスの反応、キャッングに優れるが、判断の甘さ、集中力の欠如など若さも目立った。
ただあたっているときはとにかくあたる(というよりボールが勝手にはずれてく)
日本代表にも初選出され、さらに飛躍したい1年。



30、キム・ドンソプ
シーズン途中でJ2徳島に移籍。
残念ながらあまりチャンスはもらえなかったようだ。
セールスポイントの高さは長沢より4センチ低いし、正念場。



31、武田洋平
サテライトでは安定した守備を見せる第3キーパー。
西部に移籍の可能性があるため、今年はベンチ入りを狙いたい。
関西出身なのでノリが軽くそれがプレーに出ないか心配。




32、佐野克彦
これで選手紹介は終わりとなるが、3年間出番のない彼はあえなく戦力外に。悲しい…。
サテライトでは確かに存在感の少ない左サイドバックだったが、怪我に泣いたのが残念。
写真で見るとかっこいいので客寄せの意味でも残念。






いやーー疲れた。
うん、誰も見てないみてない。
そんなこんなで今後もエスパルスに聞き耳立てて生活して下さいね!