内容と結果はどちらも大事だが、両方成立するときは意外と少ない

どうも、ドラクエニートのffです。


でもドラクエは買ったばかりなので、


いつものサッカー行きますよ。



今回は海外の話題を冒頭に。


アデバヨル、マンCへ
詳しくない人はこの時点で何のこっちゃって感じでしょうけど…。
アデバヨルトーゴ人ストライカーです。
モナコっていうチームが財政難なのになけなしの金を使って獲得しちゃった程の選手です。
しかしマンCことマンチェスター・シティ(金持ちチーム)はこのオフ、
ロケ・サンタクルスカルロス・テベスというストライカーを獲っているのに…。
サンタクルスは控え濃厚でじつに可哀そう。
現状の選手にしてもロビーニョは中盤でも使えるとしてベラミーもいるのにどうするんだろう。


・ダウニング、ヴィラ行き?
ダウニングという若手のサイドアタッカーがいるんですが、
所属するミドルスブラというチームが2部リーグへ落ちてしまった為色々声がかかっているのですが、
中でもアストン・ヴィラというチームへの移籍が濃厚とのこと。
しかし、ダウニングの担当する左サイドには既に看板選手のアシュリー・ヤングがいるのです。
A・ヤングはイングランドで最も期待される若手の一人。ナウでヤングなのです。
その選手のいるポジションの選手をわざわざ狙うということは・・・。
レアル・マドリーなどの有力チームが狙っているというヤングの移籍に備えてなのかもしれません。
しかしまたレアルなんてことは・・・。いやいや欲しがり屋さんだからなぁあのチーム。


イブラヒモビッチ⇔エト―+フレブ+金銭のトレード成立?
クラブ間では合意したとのことであとは本人たち次第とも。
これもかなり大ニュースじゃないですかね!
何でこれを一番頭に持ってこなかったんだろう。
イブラはセリアA最高のスターといっても過言ではない存在。(MVPと得点王)
エト―も30ゴールも奪ったのにこのとても等式では結びずらいトレードなんて…カワイソウ。
イブラはエトー以上にパーソナリティの強い選手なので、
彼が上手く溶け込むかは非常に難しいとは思いますが、
そこは名将グアルディオラの腕の見せ所ではないででしょうか!
リーガを見る楽しみが更に増しちゃってどーしようという感じですねー。



・・・
他にも色々あったけど、
予想以上に一つのことで行を使いすぎたのでもう本題に入りましょう。
これから?というアナタ。まだまだですよ。
あと、出来る限りわかりやすく書いたつもりですけど、どうでしょうか?
え、ちゃんと読んでない?


あ、そうですか・・・・。




ではいつもの清水エスパルスの話題に行っていましょう。


昨日に行われた試合からJリーグもいよいよ後半線。
その大事な一戦の相手は王者鹿島アントラーズ
僕も観戦に行った敵地カシマスタジアムでの一戦ではケチョンケチョンにされたので、
今回地元の日本平で返り討ちにしてリベンジを果たしたいところ。





結果は皆さんご存じの通り2−2のドローとなりました。


今年も首位を独走する王者相手に引き分けならよくやったという言い方も出来ます。


・・・が!


敢えて言うなら昨日は勝ってもおかしくない試合だった。
逆に言うなら王者を倒せる位、昨日の出来は良かった。


一人を除いて・・・。




前回は鹿島の両サイドバックの極端なまでのライン際からの侵入を止められず、
小笠原にボールを捌かれまくり、
こちらの攻撃になって攻守のキーマン伊東が激しいチェックに合いボールを失うという
どうしようもない試合で、
鹿島が後半ペースが落ちたのが幸いし1−2という
スコアでは惜敗だったものの、内容は完敗と言ってもおかしくないもの。



今回は健太監督も対策をバッチリ立ててくる。
サイドバックの裏を狙う意味でセンターバックの岩下の相棒にはいつもの青山ではなく、
左足からのフィードに優れた児玉を起用し、
その児玉が本来やっている左サイドバックには縦の突破が持ち味の太田。
更にキーマン伊東には守備での負担を減らすために本田とドイスボランチを形成。
中盤の底を安定させ、かつフィードのチャンスを増やす布陣に。



これが功を奏し、鹿島相手にも一歩も引けをとらないサッカーを展開。
大きく危ないシーンを作られることもなく、一進一退攻防が続いた。



・・・が。




これは蒸し返しても仕方ないことだけど、
ディフェンスリーダー岩下の信じられないミスからゴール前でボールを奪われ失点を喫する。
その後立ち直ったかに見えた前半終了間際にも、
不安定なパスをかっさらわれ2点目を奪われてしまう。


この頃すっかり風格の出てきた岩下だっただけに非常に残念なプレー。
足元がDF陣で唯一マトモだったのが逆に災いしたのか、持ち過ぎだった。
2点目は岩下にバックパスが来た時点でかなり苦しい展開だったので、
あれは岩下ばかりを責められはしないが、それにしても・・・というのはある。


せっかくいいサッカーをしてたのに前半で2失点。しかもミス絡み。
サポーターならずも選手たちのテンションも下がりかねない展開でエースが大仕事。
そう、我らが岡ちゃんのゴールが2失点目の直後に決まるのです!!


ヨンセンからの綺麗なクロスに合わせた力強いヘディング。
一応マークには内田がいたもののほぼフリーで合わせた。
これは岡崎のポジショニングの良さを体の強さが出た。
内田は空中戦に非常に弱いという欠点がこの試合も浮き彫りに出たシーンが他にもあって気になった。


この時間で決めるとは・・・・
さすがエースとしか言いようがない。
切れかけてた(色んな意味で)気持ちを再び繋ぎ直す貴重なゴールだった。




そしてすっかり気持ちの切り替えが出来た後半は今年最高といってもいいサッカーで鹿島を圧倒。
前半のシュート数は 清水:5、鹿島:4 とほぼ同等だったものの、
後半では 清水:10、鹿島:1 という圧倒ぶり。
まぁ得点は同点なんだけど・・・。


その後半での同点弾はヨン様ことヨンセン
伊東がいい感じでボールをスルスルと運んで行くとフリーの右サイド市川へパス。
市川がシンプルに入れたクロスは綺麗な軌道を描き、
枝村・岡崎を超え、ファーで待っていたヨンセンの元へ!
やや低空だったボールにも見事に合わせたビューティフルゴールだった。
ここは非常に流れるような展開だったので、
ボールシーンはだいぶ巻き戻してから再生してもらいたいところだ。


しかしヨンセンは馴染んだなぁ・・・としみじみ思う。
前線の起点になるわ(岩政はかなり厄介だったけど)、
守備も岡ちゃんなみにしっかりやるし、90分間それが続くからより凄い。
35歳といったらかなりベテランなのにあの勤勉さ。
ノルウェー人が好きになりそうです。



しかし、こんだけよくても結局引き分けしまったのは非常に残念。
内容では勝っていた(相手のオリヴェイラ監督も認めていた)のに、結果が・・・・。
よくある話ではありますが、やっぱり非常にもったいなかった。


もったいないといえばあの2失点に絡んだ岩下のミスですが、
彼ばかりを責められないし、
あのプレーが無かったたら勝っていたという単純な話ではないし、
(あの2失点が怒涛の追い上げを呼んだとも言えるし)
ここは今後の彼のプレーで挽回してもらいましょう。


まぁこの戦い方が出来れば他のチームに負けることはまずないので、
とにかく全員でハードワークして今後もこのクオリティで行って欲しい所。


本田も伊東の補佐官としての仕事ばかりか攻撃でもフィードや裏への走りこみなどで貢献。
今シーズン先発で初めて結果を出した感じ。
伊東が気持ちよく前線と絡めていたことで二人の相性の良さがあらわれていた。
これから山本真希も帰って来るし、いい感じでポジション争いが出来そうだ。


ヨンセン・岡ちゃんの2トップは見事の一言。
Jリーグ最強の2トップと言われてもおかしくない出来。
今日のMVPは1得点・1アシストのヨン様ですが、
オカの得点は単なる「1得点」以上のものがあった貴重なものという点でオカも素晴らしかった。


枝村も珍しく中盤で激しいプレーをしてくれたし、
途中出場の原一樹なんて気合いがもう目に見える表情で入ってきたし、
選手たちのやる気が見ていて伝わってきたナイスファイトでした。
(それだけに勝ちたかったけど・・・)



広島とガンバが勝ってしまったので順位は8位に下がってしまったけど、
このサッカーを続けて行けばもっと上位に食い込めるはず。
とりあえず、水曜のレッズ戦もこの調子で1−0での勝利を目指して頑張って欲しいものです。


以上よいこのためのエスパルス講座を終わります。