オレンジ・エリート

異動先でも最近スゴく怒られるようになってきました。
どこへ行っても上司ウケのよくないffです。
仕事してないからまぁ当然なんだけどー。




さてやっぱり休日の話です。
土曜は起きたら13時ですぐにエスパルスの試合があったのでスカパー観戦。


前半はいつもの眠い感じ。
しかし原一樹が先発だったのでいつもより熱が入る。
思わず家なのに背番号11のエスパルスTシャツに着替える。


試合は後半はいってすぐに山本真希がビューティフルFKを決め先制、
その虎の子の1点を守り抜き2連勝となりました。
これで今シーズン初の勝ち越しになり順位も8位まで上昇して中断期間を迎えることになりました。
これもひとえに皆様のご声援の賜物です。
これからも清水エスパルス熱い支援お願いしまっす!




岩下を累積警告で欠き、児玉をセンター、太田を左サイドバックで起用した布陣での完封は大きい。
青山は足元は相変わらずだけど、守備は実に頼もしかった。
アオ、やれば出来る子なんだぜお前は。
後はヨンセンがだいぶ馴染んできた印象。
後は市川・藤本の本来なら主役にならなくてはいけない男たちの復調が待たれる所。
あ、伊東さんはやっぱりさすがでした。




しかしそれは今回は触りに過ぎないのですよ。


実はその翌日、静岡県沼津市は愛鷹で行われた清水エスパルスVSヴァンフォーレ甲府に行ってきたのだった。
何と言うジャクティブ。


Jリーグの翌日という日程からわかるようにこの試合の位置付けはサテライトリーグ2節。
普段出場機会に恵まれない若手選手たちが主に出場する試合だ。
なんでそっちの試合を見に行ったかと言うと、


入場料がタダだった………


だけではなく。


ある選手目当てだったのだった。
その選手の名前は本田拓也




なぜホンタクかを語る前に今回の観戦メンバーの紹介をしよう(偉そうな口調は気にしないように)。


俺、母親、イトコ、イトコの奥さん、イトコの子×2
…という、
よくわからないようでこの日記をよく見てくれている方にはお馴染みのメンバーなのだった。




この日記をよく見てくれている人がいるかどうかはとりあえずおいておいて欲しいよ。




実はイトコ一家はホンタクのファンなのだ。
というのもイトコの子(7)が所属している少年サッカークラブのOBがまさに本田拓也であり、
そのチャラい外見に似合わずオフの度に練習に顔を出し、
グッズはちびっ子たちに配るはサインにも絶対応じるはというかなりイイ男なのである。



ちなみにこんな顔


お陰で今やイトコ一家はエスパルスサポーターになりつつあるのだ。
そんなステキな本田拓也は現在スタメン落ちしておりベンチ入りもしていない現状。
それも山本真希の成長を喜ぶべきなのだが何とも複雑なところではある。


しかしこの現状をプラスに捉えたのはイトコ(32)だった。
『トップで出れないってコトはサテライト絶対出るじゃん!』
しかも会場の愛鷹は以前出張で行ったところの近くだから車で行けるとのこと!



エスパルスどころかサッカーを対して興味を持ってなかったイトコがここまで言うとは。
何て偉大なんだ本田拓也。あんたエラいよ。
その話を聞いた俺も当然参加させてくれ(車乗っけてってくれ)!
と言ったら息子たちも喜ぶだろうしもちろんOK!とのことだった。
やっぱ親戚の子には甘くしておくもんだな。



そうしてまずは車で橋本にあるイトコの家に向かい、
そこからイトコの車で沼津は愛鷹へ。まぁ緑の豊かなこと。
俺は当然背番号11の原Tシャツを着ていったのだが、
イトコはTシャツ、奥さんは上着をそれぞれオレンジのを着ていた。GJ!


試合はサテライトの割にはけっこう人も集まり
応援も熱の入ったいい試合だった。
普段は年鑑でしか見たことのない選手の活きのいいプレーが見れたように思います。



初めて見た選手の印象


・GK
武田・・・キックがめちゃくちゃ不安定だった。失点シーンは仕方なし。
掛川・・・なんとFWで登場。会場の笑いを独り占め。しかも意外とキープできやがるの。


・DF
平岡・・・やっぱこの中にいると安定してる。1対1はほとんど勝利。
廣井・・・平岡ほどの安定性はない。スイーパーの方が向いているんだろうな。
佐野・・・攻め上がりのタイミングはいいが、クロスがことごとく精度欠いた。
永畑・・・本来は中盤だが奮闘。前にスペースがあればいいドリブルを持っている。


・MF
本田・・・別格の雰囲気。スペースを埋める動きも出来ていたし、何より高精度のフィードは圧巻。
竹内・・・運動量豊富な所はアピールできた。ポジション変更にも柔軟に対応。
ドンソプ・・・体が強い。あとはそれをどう生かすか。
大前・・・やはりキープ力はあるが競り合いには弱い。メッシをお手本にして欲しい。


・FW
木島・・・前線でかなり頑張っていた。前半はボールを受けてからの鋭い反転も披露。
長沢・・・ロスタイムに決勝ゴール。ドンソプと見分けがつかないぜ。ヨンセン的な動きはできていた。



まぁこんなもんでしょうか。目についた選手は永畑と木島。
チビたちはさすがに90分試合を見ていることなんて出来るはずはなく、
途中から露骨に飽きてはいましたが、
『試合に勝つエスパルス』を見せられてよかった。



エスパルスのTシャツが埋め尽くす会場を見て、イトコも
「ここってショップ出てないの?帰ったらオンラインショップ見なきゃ」
なんてグッズ買う気まんまんでした。
次会うときは背番号16(本田拓也)のおそろいで来るかもしれません。



引き上げていくときやバスに乗り込むときなんかはかなり近くで見れたのもよかったし、
チビたちに、
サッカーイコールエスパルスという方程式を植え付けることができたのもよかった。


そしてイトコは挙句の果てに、
サテライトリーグ全部見に行こうかな」とか
「沼津まで来たんだから日本平のスタジアムとか三保の練習場とかも行けるな」なんて
色々いい感じでした。
なんてエスポジ(エスパルスに対してポジティブなさま)なんだぜ!


こうして二人の息子も自然にエスパルスサポーターになるという素晴らしい図式。
エスパルス洗脳教育はこうして見事に成功に終わったのであった。


めでたしめでたし。