笑顔の理由

どうも、ずっと有『休』だと思ってました、ffです。


でも有給休暇の略な訳だからあながち間違えでもないとポジティブに捉える社会人4年目です。





1日を特に意味もなく有給もらっていたので既に3日消化となったけど、
一歩も外出てないという有様。


ひ、ひどい。ひどすぎるぜ。
全然ゴールデンでも何でもねーよ。
錆びきってるぜこの休養。


家で何してかってドラクエ6ばっかりやってたからね。
今どきドラクエ6ってお前。


最近はエスパルス以外書くことが無いので思い切って先週の話を。




先週の土曜日、俺は下北沢にいた。
俺が似合わない街ランク上位のこのオシャレ街。
もちろん訪れるなんて初めてだ。
そうそう、元バイト先の先輩の舞台の鑑賞の為だったのだ。


あまりに若者が多すぎて駅降りて早々なんだか疲れた。
というか『下北沢』という単語が俺の日常にあまりに登場しないので、
『シモキタ』というハイカラな略し方もとても恥ずかしくて言えなかった。
そういえば俺あんまに池袋で遊んでるのに、
『ブクロ』って言うの未だに恥ずかしいな。
慣れとはあまり関係ないのかもしれないなぁ。



そういえば下北沢に来る途中、
新宿から小田急線に乗ったんだけど、
まぁ急行の多いこと。
今乗る電車も急行。次の電車も急行。
そして次は快速急行で次はやっぱり急行だった。
そんなに急いでどこに行こうというのか小田急よ。




そうだった。芝居のことを考えなければ。


まぁ俺の場合最早知り合いが出るから〜というノリというよりは
先輩のいちファンとして鑑賞に行く感じなので、
普通に楽しんで満足だった。


今回は主役であり黒幕という超おいしい役どころをやっていたので余計よかった。
白髪のメイクがはまりすぎててオッサンに見えていたのが心外だったようですが。
まぁオッサンに見えたな。




話をざぁーっと言ってしまうと、
人の笑顔というものが信じられないいい人が、
あるテロ組織と組んで日本をかき回して、でも結局はそれを止める・・・っていう。
すごい遠回りな自殺をしようとした人の話といったところかなぁ。
まあ実際見た人しかわからないからこの辺りで。
このくだり必要ねーじゃん!って思った人は全くその通り。





この笑顔をいうのが一つのキーワードであり、タイトルにもなっていたんだけど。
これについてラストで色々考えさせられたというか。


主人公は人の笑顔を見るとそれに潜む悲しさとか憎しみとか嘲りとか妬みとか・・・
そういったネガティブな感情を同時に感じてしまう、
吐き気さえ催してしまう病んでる人だった。


そんな主人公にラストで周りの人がかけた言葉があって
「生きていることだけで笑えるじゃん」
という感じの言葉だったような気がする。(ものすごく大意)
要はそれだけでもうラッキーだぜ、みたいな。


楽しいとか嬉しいとか好きとか感動とかのポジティブな言葉に対して、
悲しいとか寂しいとか嫌いとか失望とか嫉妬とか殺意とか非難とか中傷とか・・・
ネガティブな言葉の方が多いような気がするけど、
その差分を埋めて余りあるくらい『生きる』って言葉はデカいってことじゃないかなーと。


亡くなってしまった人の代わりに
生きている僕たちが出来るのは笑うことなのかもしれない。


そういやとく読んでた小説の「ブギーポップは笑わない」でも
「それは君だちの仕事だ」って言ってたような。


ブランキーの「小さな恋のメロディ」もちょっとニュアンスは違うけど、
「見た目はダメでもハートがあればそれだけでラッキー生まれてきた甲斐があったってもんさ」
っていうのがあったな。


銀魂やる前の読み切りの「だんでらいおん」では
「辛いことも笑い飛ばせる気概がありゃもう怖いものなんてねー」
ってのがありますね。


まぁんなこと言って
「何考えてるかわからねー」とか
「ヘラヘラ笑ってんじゃねー」とか
色々言われてますのでまずは普通の笑い方が身につくといいかな。
自然に笑みがこぼれちゃうことってなかなかないからね。


振り返ってみて自分がそういう環境にいるって思った人は、
素晴らしいですねー、自身も周りも。


笑顔に理由なんていらないのです。