やっぱり生が一番

レ〜〜〜レレオ〜〜〜


レレオ〜〜〜レレオ〜〜〜レレオ〜〜〜



ffです。




勢いって恐ろしいものですね。


今日もサッカー観に行きました。


先週はたまたまタダでもらえた東京Vvsガンバ大阪
はっきり言ってどっちが勝ってもいい試合。
しかし、味の素スタジアムはなかなかいいスタジアムで、
1時間ちょいで行けるナイスロケーション。


次の開催を見てみると「FC東京v清水エスパルス」だった。
ネットでチケット残を見るとまだまだ残っている。


味スタは近い。行きかたも覚えてる。
チケットも買える。当然予定も特に無い。
これは・・・。



また行ける!まだ行ける!!




・・・という




流れで1週間ぶりの味の素スタジアム





キング・オブ・トーキョーもお出迎え






気合を入れて澤登Tシャツを着てアウェイ自由席へ。
開始1時間半前に着いたものの、エスパサポもなかなかいること。
みんな同じTシャツを着てるとなんか共通項で結ばれてる感じでいいよね。
思わず隣の人に声かけたくなっちゃいましたが、人見知りなのでしません。




そんな試合前の盛り上がる雰囲気の中、突如歓声が・・・。






みんなのアイドル、パルちゃん登場




なんと!Jリーグで最も愛くるしいマスコットのパルちゃんです。
いやー可愛い。他のマスコットなんてみんなバケモンみたいのばっかりだからね。
和むーーーーー。



パルちゃんに癒され、前列のいい席をゲット運良くゲットして試合を待つ。


先発は以下の通り


清水エスパルス
GK:山本海人
DF:岩下、青山、高木和道、児玉
MF:山本真希、伊東、兵働、枝村
FW:岡崎、原


FC東京
GK:塩田
DF:長友、佐原、茂庭、徳永
MF:浅利、今野、梶山
FW:石川、赤嶺、カボレ


注目は目下絶好調の岡ちゃん(代表初招集!)と
久々の先発の原が組む2トップ。
頑張るよこの子たち。




立ち上がりから少しするとFC東京がやや流れを掴む。
中盤の底でエスパルスのボールの流れをリードする伊東を徹底マーク。
ボールを持たせてからの厳しいチェックで伊東はパスミスを連発。
困ったら伊東がうまく動いてボールの循環を回していた戦術が読まれた形だ。


日本人得点王の赤嶺の動き出しは鋭く、
カボレ・石川の両ウイングもチャンスと見るや内へ切り込んでいく。
ただシュートの精度を欠き、やや劣勢のエスパルスは事なきをえる。



この試合のターニングポイントの一つとして、
『長友・石川擁するFC東京の右サイドをどう抑えるか』
というものを考えていたが、
エスパルスは児玉・兵働が必ずチェックし、
厳しいときは伊東がうまく動いてピンチを未然に防いでいた。
二人の動きはとても徹底されていたのでアレは試合前から考えていたのではないかと思う。



FCの攻撃を受けきったので今度はこちらの番。
まずは伊東が自らのボールの捌き方を微妙に変える。
今まではキープしてサイドチェンジなどワイドな展開が多く、
その分自らが持つ時間が長かったため狙われていたが、
ダイレクトでシンプルにはたくプレーを増やし、上手くかわすようになった。
こういう流れを読んですぐに修正をかけられる辺りこの人は天才だと思う。


すると、FC東京の果敢なプレスに穴ができ始める。
20分、それまであまり目立つことはなかった山本真希が魅せた。
中盤の競り合いから枝村が右の山本へ。
選手が右に寄っていたFC東京守備陣は山本へすぐにチェックにいけない。
ノープレッシャーのマサキは思い切ってシュートを放つ。
30メーターほど距離のあるシュートは凄まじいスピードで突き刺さる!


キーパー目前で跳ねるタイミング、軌道、タイミング、コース・・・
全てが完璧な素晴らしいミドルシュートが決まり先制!!
これが嬉しい山本真希のJリーグ初ゴールとなる。
ナビスコでのゴールといいコイツのミドルはスゲェ。



先取点で流れがよくなったエスパルスは徐々にペースを上げていく。
佐原に苦戦していた岡崎がポストプレーをこなせるようになり、
原・枝村への落としに腐心する一方前線からの守備も欠かせない。
ちっさい体でよく頑張る男だ。


FC東京も赤嶺に青山のヘディングが流れてくるチャンス。
ここは和道がうまく体を寄せて事なきを得る。
手も掴んでいたのでPKも頭によぎった怖いシーンではあった。
好調な男にはやはりボールが来るもんだ。



そんな一進一退の中、エスパルスに追加点が生まれる。


39分、原が得たコーナーキック。キッカーは兵働。
ふわりとしたボールをゴール前に入れると東京の選手が密集した地帯へ。
そこへ飛び出すキーパー塩田はうまく触れずに後ろで構えていた岩下へ。
すかさずヘディングで決めて2−0。
市川のコンディション不調で巡ってきた先発のチャンスで大きな一発。
この時間帯での得点は大きいぜ。



さらにさらに前半ロスタイム。
兵働のチェックからボールを奪った枝村がドリブル、
ペナルティエリア内へ走りこむ原へパス。
ボールを受けた原は足の裏でボールを上手くコントロールしてターン。
マークにつこうとした茂庭をトラップでかわすと、
飛び出してきた塩田もボールに触れずそのままゴールネットが揺れる。
先月に急逝した母親に捧げる原のゴールで3−0
天へ人差し指を掲げた姿はすごい印象的だった。





いつになく調子のいいエスパルス



今年一番点を取った試合が3点なのに前半でもう3点取っちゃってるよ!
ハーフタイム中に通路で「このまま終わっちゃってもいいのにね〜〜」とか言っていた輩がいたが、
俺もそう思った。
あと記念なのでショップでストラップとTシャツを購入。
伊東が欲しかったけど、Sサイズしかないんだって。
本人がちっさいからってそりゃないぜ。
10番繋がりということで藤本の購入で落ち着く。




後半に入り、FC東京は浅利に代わってエメルソン、石川に変わって大竹が投入される。
今野がアンカーに入る形だ。
これによりサイドから崩してラストは中央突破というエスパルスには嫌な展開をするようになる。
さっきまで楽勝ムードだったのに押されまくるようになる。
ウチのDFは岩下も含めて高さがあるので、
サイドから単純にクロスを上がられるようならあまり怖くは無い。
そこでFC東京はサイドでボールを持つと横パスを多用するようになり、
そこから中央での崩しに入る。これは結構嫌だ。


59分、右サイドでボールを受けたエメルソンがダイレクトではたき、
今野とのワンツーを狙うが伊東がカット。
しかし詰めて来たエメルソンはそのボールを拾い独特の間でドリブルを展開。
ペナルティエリア内に侵入してきたエメルソンを捕まえられずゴールを許す。
フットサルのようなトーキックシュートで3−1
何かやばい展開。



何とか耐える時間が続き、健太が動く。
真希に代えてマルコス・パウロの登場だ。
創造性は全くないが、パワフルで運動量の多いパウロの投入で
中盤のボール支配を取り戻す狙いだったはず。


確かにボールポゼッションは取り返したものの、
相手の攻勢はなかなかやまない。
俺は大竹を警戒してたけど、今日はエメルソンがかなり厄介だった。


セカンドボールが拾われまくりで相手の攻める時間が長い・・・。
このペースだとロスタイム辺りに追いつかれてしまいそう、
なんてことが頭をよぎったりもした。
フリーの今野のヘディングが海人を襲ったりもした。
平山投入で足りなかった高さを手に入れたりもした。


しかし!




今日はちと違った。今の清水にはエースがいる。そう、岡ちゃん!
市川投入で3−5−2でシステム変更した瞬間。
入ったばかりの市川のパスカットから原が抜け出しドリブル。
相手を3人引きつけた上で岡崎へパス。
長友にしっかりマークされていた岡崎だったが、
ボールを受けると斜めに切り込んで行き、
スペースを見つけるとタイミング良くシュートを放ちゴールを決める。
これで4−1!





自分が決めたかのように喜ぶマルコス・パウロ



苦しいときにゴールを奪い、流れを代えれる選手。
それがエースというものだが、今の岡ちゃんにはそれを感じる。
長く、長ーーーく待ち望んで来た日本人エースの登場かも・・・?


得点を演出した原はここで戸田と交代。
サイドバック起用の多い戸田だが、今日はそのままFWに入る。


すると終了目前のロスタイム。
児玉からのロングフィードを受けた岡崎が前線でキープ。
シュートを打ちあぐねている感じではあったが、
走りこんできた戸田にパスを渡すと、その戸田思い切り良く決める。
彼もまた嬉しいエスパルスでの初ゴールとなった。
これで5−1
5−1ですよ。5−1
5年2組とか、5引く1とかじゃないですよ。5対1ですよ。
5連勝中だったFC東京を相手に5−1はスゲーぜ!!





どうしたエスパルス





こんな得点取ったの久々だなぁーと思って調べてみたら・・・。







なんと7年ぶり。



5点取った試合は2001年まで遡らないといけないのだ。
(2001年2nd8節 対ヴィッセル神戸 ○6−3)
この時も偶然にも10月。エスパルスは10月強いのか?


ちなみに2001年は1stステージにも広島と札幌を相手に5点取ってます。
強いなこの年。
得点者見たらバロンとかいてあまりの懐かしさに泣きそうになった。


ちなみに言うと5点以上取った試合はナビスコなら今年もやってます。


この勝利で勝ち点は40に到達し、降格争いからは一歩抜け出た感じ。
今後も川崎・G大阪・浦和・名古屋の試合を残しているので安心はできない。


しかし7年ぶりの大勝に立ち会えるなんてなんてラッキーだっただろう。
たまたま思いついて行った試合で5−1て。
多分家で見ててもギャーギャー騒いでたと思うけど、
スタジアムで歓声の中拳を突き上げる感覚はかなりいい。
やっぱサッカー観戦は生が一番だわ。


もうなんかね、帰ってくるときもテンション高いままだったんで、
隣の席に話しかけたり、
通り過ぎる人たちとハイタッチしながら帰りたかったけど、
やっぱり人見知りなんで止めました。




それでは今日の評価をして終わり。


山本海人:6・5・・・失点はノーチャンス。出足も早く、安定したキャッチで堅守を支えていた。
岩下:6・・・序盤はもたつくも貴重な追加点。攻撃面では本職でない辺り物足りなさも。
青山:6・5・・・判断にブレがなく復調ぎみ。ヘディングとフィジカルの強さ見せる。
高木和道:6・・・安定した出来で守備陣をコントロール。後半のバタつきはもう少し修正したかった。
児玉:6・5・・・石川を前半で退かせる活躍。長友・赤嶺にも仕事をさせず5点目の起点も。どうしたんだ。
伊東:6・5・・・狙われるシーンがあるも全ては中心選手だから。攻撃のリズムを作りピンチを未然に防ぐ。
山本真希:6・5・・・先制のシュートはまさに異次元。他はあまり目立たなかったけど。
兵働:6・5・・・長友のケアにパス、プレースキックと攻守に奔走し、いずれも高水準でこなす。
枝村:6・・・惜しいシュートを放ち動きの良さをうかがわせる。後半は消える時間帯も。
岡崎:7・・・信じられない運動量で前線の動きを活性化させ、値千金の4点目を決めるなどエース級の仕事。ポストプレーも○
原:6・5・・・サッカーに集中できない環境の中、体を張り、素晴らしい技術で3点目をゲット。4点目のアシストも。
マルコス・パウロ:6・5・・・交代出場でも与えられた仕事をこなす。パワフルな守備は効いた。
市川:6・・・出場時間は短く特に印象はないが、4点目に繋がるパスカットは見事。
戸田:6・5・・・わずかな時間で綺麗なシュート決める。いつのまにそんな上手くなったんだ!?


長谷川健太:7・・・スタメン・選手交代ともに大当たり。後半の盛り返しもケンタ采配から。いつもこの調子で頼むぜ。



MVPは岡ちゃんでしょう。






あざーーーーす(By原一樹