好物の欄にひまわりの種って書けるようなオシャレなスパニッシュになりたい
と思う今日この頃。
ffです。
てか、あんなボリボリ食ってるけどおいしいのか、あれって。
口の中からひまわり咲いたりしないんだろうか。
という訳で今回はそんなことを気にしながらも楽しめる、
世界最強リーグ、リーガ・エスパニョーラ2008ー2009展望であります。
今回もかなりの勢いで置いてけぼりにするので早めにフェードアウトをオススメします。
たぶんマーシーくらいしかわからないんだぜ。
まずは優勝予想から。
…手堅い予想は相変わらず。
今シーズンもやはり戦力で他を上回る2強、すなわちレアルとバルサの争いになるでしょう(天気予報風)
本命は固いと言われようとレアル。
大物の補強はファン・デルファールトのみに留まったものの主力の放出はなく、
レンタルバックのデ・ラ・レッドとハビ・ガルシアでセンターラインの強化に成功している。
C・ロナウドを巡るイザコザでロビーニョが去ったのは痛いが、チームに不振を抱いてしまった選手はいない方がいい。
パプティスタ、ソルダード、バルボア辺りは余剰人員なので問題ナシ。
フロントはどうも右のサイドアタッカーが欲しかったっぽいけど。
ただ怪我がちだったロッベンの復帰は補強に数えてもいい位だろう。
盤石に見えるレアルも不安要素は2つ。
1つは怪我。
選手層が薄くなったことで(特に前線)、ベテランにかかる負担は増すはず。
昨季のように怪我人だらけだと今季は辛い。
そしてもう1つは補強の少なさ。
大量補強した去年は各ポジションでレギュラー争いがあり、
ガゴ、マルセロ辺りはその過程で急成長を遂げた。
ラウールとグティもベテランながらここで触れておくべきかもしれない。
だが、今年はそれがない。
レギュラーをほぼ確約された状態でのスタートになるのでそこが気になるっちゃあ気になる。
シュスター采配は好きな方だし、今年はさらにスペクタクルな戦いを期待したい。
開幕は負けたけど、リアソールでのデポルに弱いのはいつものことなので気にしない。
そしてバルサ。
昨シーズン3位ながら散々だったと言われるのは名門である故か。
今シーズンもどちらかというとネガティブな話題は多い。
まずロナウジーニョとデコの放出。
ここ2年のタイトル逸の戦犯とまで言われても、黄金期を築いた最大の立役者でもある2人。
スタイルの変革はむしろ必然でそこの整理に時間がかかるようだと…。
そして既存戦力の不安は疲労。
EUROをフルに戦ったプジョルとシャビとイニエスタに加え、
五輪帰りのメッシも疲労を隠せない。
変わってシンボルになりえる選手が皆、疲労を抱えているのは少なくともポジティブには捉えられない。
期待される新戦力には素晴らしいポテンシャルを秘めているが、
最たる補強のダニエウ・アウベスなんかは前所属のセヴィージャでは一選手というよりもはや戦術だった選手。
スター集団にどれだけ彼を馴染ませるかは新監督のグァルディオラにかかっている。
…とここまで書くとまるでバルサが低迷するかのような予想をしているように見えるけどやはり優勝候補です。
これを書く前はバルサを推そうかと思っていた程ですから。
序盤は確かに低迷するかも知れない。少なくとも苦戦を強いられることは確かだ。
しかし、それを突き抜けた先を想像するとバルサを優勝候補から外すことは考えられない。
ちょうどロナウジーニョがバルサに来たシーズンのように、組織が整備された後は快進撃を始めるに違いない。
前述のD・アウベスに加えセイドゥ・ケイタにフレブ、マルティン・カセレスにピケといった加入選手、
イニエスタにメッシにボージャンといった若手選手にはさらなる成長を見込め、
そのポテンシャルは計り知れない。
その点で言えばリーガというより全世界のクラブの中でも1番ではないだろうか。
必要だと思うのは既存の4ー3ー3スタイルからの脱却と左サイドバックの補強、あとはアンリの復調といったところか。
…多いな。
ただ、序盤から飛ばすであろうレアルに追い付くのはちと厳しいとみての対抗止まり。
優勝できるのはこのどっちかだとは思うけど、
3番目に押すとしたらアトレチコかな。
昨シーズン4位のチームをベースに弱点だったセンターラインを補強。
特にPアスンソンとバネガが加入し、マニシェが戻って来たセンターハーフはRガルシアの成長も計算するとグっと戦力を上げた。
DFラインもエールディビジMVPのハイティンガにベテランのウイファルシが、
アグエロとフォルランの強力2トップの控えにレクレのエース、シナマボンゴユがそれぞれ加入。
弱点を的確に埋めた補強は好印象で開幕も好発進。
特にアグエロがクラックに突き抜ける可能性があり、目の離せないチームになった。
あとはチャンピオンズリーグ枠を争うチームとしては、
ビジャレアル、バレンシア、セヴィージャが妥当か。
デポル、ビルバオ、ベティス、ラシンも絡んでくるかもしれない。
反面、挙げてないチームは残留争いになりそう。
得点王(グイサ)とアシスト王(イバガサ)の抜けたマジョルカも例外ではないはず。
ナバーロとグティエレスもバレロもいないし。
バレンシアはウナイ・エメリ監督招聘が何よりの補強となるはず。
選手の獲得は最低限に留まったものの、目立った戦力の流出はなく、
クーマンに不当扱いを受けたアルベルダ、アングロの戦線復帰は実質上積みと見ていいだろう。
ビジャ、シルバの2枚看板が共に好調なままシーズンを迎えたのも好材料。
優勝まではちとキツいと思うが、いいとこまでは行くはず。
センターハーフがもっと層が厚ければね・・・・。
個人的には好きな選手であるビセンテの復活を期待したい。
ビジャレアルは戦力はさらにパワーアップしている感さえあるものの、
ニハト、ピレス、エヂミウソン、Gロドリゲスなど怪我がちな選手が多く、
チャンピオンズリーグ参加は負担と見て優勝候補から外しました。
ロッシ、サンティ・カソルラ、セナ、カブテビラたちも疲れてそうだしなぁ。
セヴィージャは何よりD・アウベスの放出は痛い。
ポウルセンとケイタの2人が抜けた中盤も痛い。
右サイドバックの後任になるだろうコンコを始め、
F・ナバーロやスキラチ、ドゥーシェルにロマリッチ、アコスタとしっかり補強はしているが、
スタイル自体を上手く変容させる必要があるだろう。
カヌーテ、L・ファビアーノの2トップにJ・ナバスにカペルの両サイドが絡む攻撃陣の驚異さは相変わらず。
躍進が予想されるのがビルバオ。
アモレビエタ、スサエタ、ジョレンテ、ハビ・マルティネスら若手の成長が素晴らしく、
グルペギやエチェベリア、オシオ、ジェステ、イラオラなどうまく年齢が混合されたチームでもある。
あとはベティス。
トルコのアウレリオやセルヒオ・ガルシアの補強で戦力がアップ。
エドゥやM・ゴンザレスが揃う前線の破壊力は上位チームにも引けを取らない。
デポルも一時期の低迷からは抜け出した感じ。
コロッチーニの放出は痛いが、堅守速攻のチームはそんなに崩れないだろう。
本拠地リアソールでは相変わらずの強さを今年も見せそうだ。
ラシンはあの戦力で昨シーズン6位だから大した物だと思う。
今季もガライ、コルサ、ムニティスとセンターラインは健在なだけに大崩れはないだろう。
その他の残留争いの中ではオサスナはやや安全圏か。
ユース上がりの選手とエスケーロ、サニーら新戦力がうまくかみ合えば早々に抜け出せるだろう。
昇格組では久々に帰ってきたマラガに注目。
昇格組の中では唯一、積極的に補強を敢行。
結果、サルバ、デュダ、ミゲル・アンヘルらが再開を果たすことになった。
近年音の出ないルケも含めてこのロートル補強が吉と出るか凶と出るか注目だ。
・・・。ずいぶん書いた。
大作なんて嘘ついてごめんなさい、預言者さん。
てか、もうここまでは誰も読んでないか。
あとは恒例の得点王争いを予想して締め。
(優勝予想はかなり外すけど、こっちはけっこう当たるよ)
◎ビジャ
○アグエロ
▲Vニステルローイ
△ジョレンテ(ビルバオの方)
はい、カタい〜〜〜〜〜。