いきなり長文の1章
今日の昼飯パン1コ。
ちなみに昨日は飯抜き(で漫喫)
ffです。
ほおって置くとやらなくなりそうなのでやる気のあるうちに。
そしてまだキャラを覚えてるうちに。
レトロクエスト
・・・・・
・・・・なさい・・・・・
・・・・・覚めなさい・・・・・
・・・・・・・・起きるのよ・・・・・・・・
・・・・早く起きろこのボケカスクズコラ
・・・さぁ、早く──────
1章 起きたら勇者
「──────────ん」
『やっと起きたのね』
「あ、あれ母さん。どうしたの今日は日曜日じゃ─────」
『ああ!ついにこの日が来たのね!!」
「(う、うるせっ)・・・どしたの急に」
母『だって今日はお前の18の誕生日。つまり旅立ちの日じゃない』
「旅立ち?何だそりゃ・・・・・・・・・・・・・あ、あれ?昨日まで俺何してたんだっけ??
え・・・・・思い、出せない・・・・・」
『無理もないわ・・・・い、いえ。お前は勇者となるべく今まで育てられたんじゃない。今日で遂にその資格を手に入れたのよ』
「ちょwwwwwなにこのドラクエ3wwwwwwww」
『こら、勇者たるものwなんて使わないの。(笑)を使いなさい』
「絶対嫌だ。てか、あれ、マジで今まで思い出せないんだけど。俺の・・・・名前は・・・・なんだっけ??」
『アベェルよ』
「ださっ!名前ださっ!「ェ」を使うなら普通「ベ」じゃなくて「ヴ」でしょ!てか普通に「アベル」でいいよ!何このひねってはみたけど失敗しましたみたいな感じ!!」
『あらまぁ今さら反抗期??でももう王様のところへ行く時間よ』
アベェル「ちょ(笑)なにこのドラクエ3(笑)」
『・・・(満面の笑み)』
「乗せられては見たけどやっぱ変じゃねーかっ!(怒)」
『そうそう、お城は北に25歩、東に7歩のところにあるから迷わないようにね』
「表現が古いよ!母さん!かあさ・・・あれ?」
『・・・もしかして、母さんの名前も思い出せないの?』
「ご、ごめん・・・」
『仕方ない子ね。私の名前は・・・
1.マーサ
2.マヌーサ
3.メンドーサ
さて、どれ??』
「なんで選択肢?ゲーム始まって最初の選択肢がこれでいいのか??てか、普通の名前は1番しかないじゃない。しかもこれだけドラクエ5だね」
『ほんとうにそれでいいの?』
▼はい
いいえ
「出た!二択問題!」
『お前は本来(はい/いいえ)しか喋らないんだからね』
「どうやってコミュニケーション取れっていうんだい!てか、一応答えを」
『残念!正解は2番でしたー!』
「ええぇーーーーーーーー」
マヌーサ『本当は私も旅に連れ添ってあげたい位なんだけど・・・』
「攻撃が外れそうだからやめて。じゃ、よくわかんねぇけど城言ってくるわ」
『逝ってらっしゃい!』
「あれ・・・なんか変換がおかしいけど。あ、そういえば母さん、朝なんか罵られる夢を見たんだけど気のせいかな」
『気のせいだろこのゴミクソウジ』
「き、気のせいじゃなかった・・・・」
こうして、アベェルは歩き出した。
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町を抜け、さらに道を歩くと城が見えてきました。
アベェル「フゥ、城にやっと着いた。しかし、なんで俺が勇者・・・・。全然過去が思い出せないんだけど」
衛兵『なんだお前は。いなかものはかえったかえった!』
「母国でそんなこと言われるとは思わなかったよ!あの、王様に呼ばれてるアベェルって者なんだけど・・・」
『あ、勇者様ですね!これは失礼しました!王様はお待ちかねです。3階の玉座の間へどうぞ!』
急に態度の変わった衛兵に連れられ、アベェルは玉座の間へと向かった。
ザッザッザッザッザッ
(ほー、これが玉座の間かぁ。赤い絨毯が高級そうだ。衛兵もいっぱいいるな。・・・おっ、あれが王様か)
アベェル「やぁ王様」
『いきなり友だち感覚??面識ないのにやぁは大人としてどうだろう・・・。まぁ、これが勇者の器というものかもしれぬな。』
「起きたらなんか勇者だから王様に会ってこいと言われまして・・・(なにこの「ワシは心が広いぞ」的なアピールは)」
『そうじゃ、ワシがこの国を治めるオーじゃ。要は王様じゃ』
「名前がオーなの?サダハルじゃなくて??」
『なんじゃその伝説のホームランバッターみたいな名前は。ワシの名前はオーじゃ。職業も王じゃ。王なだけに。ワッシッシ』
「なんだその笑い方。しかもツッコミが的確すぎる」
『今回お前を呼び出したのは他でもない、世界を救って欲しいのじゃ』
「唐突にすごい難しいこと言ったよこの人ー!」
『ま、要はちょっくら魔界に行って魔王をひねってくればいいんじゃよ』
「お使いみたいな言い方やめてくんない!だいたい俺みたいなガキに頼んだって仕方ないでしょうが。アンタの周りに兵いっぱいいるじゃない!」
『こいつ等を戦いに出したら誰がこの城でワシを守るのじゃ!』
「うわぁーー、すげぇ自己中だよこの人。それで無関係な若者を戦地に赴かせようとしてるよーー。怖いよーーー」
『いや、無関係とは言い切れんぞ。お前の父も魔王に挑んだが、敗れておる。これは仇討ちなのじゃよ』
「え!親父が!!(思い出せないけど)てか、親父に魔王退治を頼んだのって・・・」
『え、ワシじゃよワシワシ。ワッシッシ』
「お前が諸悪の根源じゃねーか!!おのれ、父の仇ーー!」
『お、落ち着けアベェルよ。何もただで魔王を退治しろとはいわん』
「・・・なんかあるんすか?金か?もしくは・・・・金??」
『いやいやいや、金よりもっといいものだぞ。それは・・・・・女じゃ』
「ん・・・話を聞こうじゃないか」
『ちょうど都合よく姫・・・つまりワシの娘が魔王にさらわれていてな』
「なに、エーディンが!?」
『いや・・・違くて。ユングヴィ国ないからね』
「言ってみたかったんだよ。ちょっとシグルド気分になりたかったんだよ」
『・・・話を続けるが、魔王を倒した暁には姫をお前のものにしてやろう!つまり、次期国王も同時に手に入るってわけじゃ!!ワッシッシ!』
「ちょっとその笑い方はイラっとするからやめてくんない。デレシシ!なら許す。てか、こんなんで次期国王決まるのココ!?おしまいだよこの国!」
『どうじゃ、悪い条件じゃないじゃろ?デレッシッシ!』
「ああやっぱりイラっとする。でもアレだろ、意外と可愛くないんじゃないの??やっぱ美人じゃなきゃねー」
『・・・ホレ、これ』
「おおおおおおーーー!」
『いいじゃろ。リアというんじゃ』
「・・・あれ。そういえばこの国の名前って・・・」
『ディゾン国じゃ』
「そのままじゃねーか!」
『ホンモノってことじゃ。それよりどうじゃ、ウチのリアは』
「あ、でもベジータがすきって書いてありますけど・・・」
『大丈夫じゃ。この世界じゃベジータはおらん。しかも髪型が好きとかそういうことじゃないし』
「あの髪型はねー。(チラッ)いやーでもいくら可愛いからといってそのために死ぬかも知れない戦いに行かされるってのはねー。(チラチラッ)そもそも俺記憶なくてなんかみんなの都合のいいように動かされてる気がするんだよねー(チラチラチラチラチラッ)」
『・・・フフ。チラチラうるさいぞ?アベェルよ』
「ちょwwww人の擬態語聞き取らないでwwwwww」
『ということでよろしくねーーー』
「いやいやいや、まだやるって言ってないし。でもリアちゃん可愛いな・・・・いやいやいや」
『・・・・アベェルが次のレベルになるにはあと10のけいけんがひつようなようじゃ』
「アレ、もうお仕事モードですか?ちょっと話はまだ終わってないよ。何通常業務開始してんの」
『アベェルが次のレベルになるにはあと10のけいけんがひつようなようじゃ』
「聞いたよさっき!人の話を聞けよ!だからやるとは・・・・!でも可愛いなー。この子を好きなようにできる・・・いやいやいやいや。明らかに乗せられてる。このままじゃレトロな旅立ちしちまうぞ。でもスタイルもよさそうだなーーーいやいやいやいや。」
『・・・・まだハタチ(ぼそっ)』
「よ、よし、行くか!世界のためだ、仕方ない!自らの幸せは犠牲にしてでも頑張ろう!うん!」
こうしてアベェルは旅に出た・・・。
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王『やっと行きおったか』
衛兵「でも知りませんでしたよ。王様に娘さんがいたなんて」
『まぁ隠してたからな』
「しかも、あんな可愛いなんて!」
『リアちゃん?そうじゃのー可愛いぉ』
「あんな娘さんはどうなんですか??」
『娘っていうか・・・軽くファンだよね』
「他人じゃねーか!!」