WCって書くとトイレっぽいのでW杯

テレビで何となく心霊モノを見てたら、
愛川ゆず季がじんましんが肩に出てきた・・・とか言って
肩紐を外しだしました。
意外と計算高い女のようです。
計算能力なら中3まで高かった男、ffです。


今回はワールドカップについて書きたいと思いまつ。
ワールドカップって大した文字数じゃないのに略す人が多いですね。
WCというとトイレみたい、とうまい棒ハマーも書いていましたが、
某ヒデも
『WCって書くとトイレみたいだよね(笑)』
みたいなことを書いていました。
(笑)があるのにちっとも笑ってる感じがしないのは不思議です。


日本代表の敗退が決まると、スポーツニュースで取り上げる頻度が激減した感がする今大会ですが、
前回の日韓大会よりは面白かったのではないでしょうか。
それは強豪国がしっかりと勝ちあがってくれたという見も蓋もない理由だったり、
前回は韓国の大躍進が正直面白くなかったりという理由もあります。
僕は民族に北も南もないと思っている平等主義者ですからね。
ただ、イエローカードとレッドカードは飛び交ってましたがね・・・。


そんな大会を制覇したのはイタリアでした。
前評判の低かったイタリアですが、ぶっちゃけ私は予想してました
まぁ、自信がなかったのでココで書いたりといった形に残す行為をしてないので、
あんまりウダウダ言ったところでしょうがないですが、
僕の一番好きなサッカー評論家、後藤健生さんは開幕前にしっかりと
「ブラジル以外での優勝候補はイタリア」という旨の予想をしてました。
すごいぜ!タケオ!!
ヨーロッパの中でも評価の低いイタリアを推すなんて!
僕の予想はそんな健生さんにインスパイアされたもので、パクリとかそういう次元じゃないので注意。イエローカード


イタリアといえばカテナチオですが、なんとなくエロい感じがするのは気のせいでしょうか。
気のせいですよね。
今回、リッピは「脱カテナチオ」宣言とかしてましたが、
半分は嘘で半分は本気だった気がします。
エスポジトやカッサーノの不調による落選も影響があったのかもしれませんが、
4−3−3と基本として選出されたメンバーにしては攻撃的な印象はあんまりなかったです。
そのぶん、中盤の底から攻撃の起点となったピルロ
中盤のポジションを厭わず貢献したペロッタ、
果敢な攻撃参加のあったザンブロッタグロッソの両サイドバック
といったメンバーが厚い攻撃を仕掛けていました。
そしてここぞ、という場面でのトッティデルピエロの活躍も印象深いです。
守備はブフォン、カンナバーロといったこれから市場を熱くする面々を中心として堅守を通していました。
あのチームは八百長の他にもクスリ疑惑があるので他チームでは活躍しないかもしれませんが、
まぁ、ジャックハンマーもステロイドユーザーなんでOKでしょう
7試合えを終えて2失点。
それも控えのザッカルドによるOGとマテラッツィが犯したPKのみ。
流れの中では1点も失っていないのはスゴイです。


心配だったのはメンバーの不仲でした。
ユーロ2004当時はひどかったようで、
こんなことがあったようです。


中でも秀逸なのはコレ。

6月15日:公式シューズに不平を言うトッティを、ネスタが「じゃあ、はだしでプレーしろよ」と非難。ガットゥーゾは「はだしで1000キロ走る民族もいるんだぜ」と間抜けなフォロー


ガットゥーゾ・・・・。


どこまでも愛すべき男です。
自分の猫にひげがあるので「こいつはオスだな」といったトッティも相当のアホ王子ですが、
コイツも相当のアホ犬です。色んな意味で狂犬です。
そんなアホ共を率いたリッピの名将っぷりもさすがです。
うまくメンバーを使い分けることでモチベーションを維持させながら、
ベストの布陣を探っていき、キーマンをしっかりと作っておく。(今回でいうとグロッソデルピエロマテラッツィ
これがワールドカップの勝ち方だ!と言わんばかりの采配です。
これみよがしの筋肉だァァァ!と言われたオリバ並みです。




では、私が考えるワールドカップ制覇の条件をあげていきたいと思います。


●優勝した経験のある国である。
近年の初優勝といえば98年のフランスですが、
自国開催以外での初優勝となると58年のブラジル(スウェーデン大会)まで遡らなくてはいけません。
これは自国開催でもないと初優勝は非常に困難である、ということを表しています。
故に優勝候補なんてものは必然と絞られていくわけです。
チェコポルトガル、スペイン、オランダあたりが落選。


●同じ地域内が強い。
やはり気候等の問題で、馴染みのない国は苦戦を強いられます。
南北アメリカ大陸で開催された過去7回のワールドカップでは全て南米勢が優勝。
逆にヨーロッパ大陸で開催された過去9回(今回含まず)のワールドカップでは一回の例外を除いて欧州勢の優勝です。
その例外というのも前述した58年のスウェーデン大会におけるブラジルの優勝まで遡らなければなりません。
アジア開催?いつだっけ??あったっけ???
つまり、今回ドイツ開催ということはヨーロッパ勢圧倒有利なのです。
ブラジル、アルゼンチンがここで落ちます。
そうとはいっても両国の主力はみんなヨーロッパのクラブにいるともいえますが、だってデータがそうなんだもん。仕方ないじゃない。


●大会が開催された後に調子を上げていく国が強い。
これはもうサイクルの問題です。
過去どんだけの対戦があるとか言っても戦うのはそのときです。
そのときのコンディションとかモチベーションとかその他ション的な要素が重要なのです。
すでに完成を迎えているチーム(ブラジル)や、
勝つための戦術を持たないチーム(オランダ、アルゼンチン)、
主力の怪我、コンディション不調が顕著なチーム(イングランド
イタリアも若干↑にはいりますが、まぁ問題なし
フランスは完成された中に、リベリーやマルダの存在があったことで、活性化したように思います。
フランスもまた、徐々に調子を上げていったチームでした。
ただ、ジダンがブラジル戦が最高の出来だった後、パフォーマンスが落ちたことを考えると、キーマンが高齢すぎた気もします。


●優秀な監督がいる。
チームをまとめられない、求心力のないチームは必ずこのタフな大会中に崩壊します。
選手内でのキャプテンも大事ですが、より監督のほうが大事な気がします。
カリスマ性のある若いクリンスマンファン・バステンには逆に監督としての基礎能力が足りない気もするし・・・難しい。
あと、外人監督に率いられた国が優勝したこともないそうな。


●優秀なGKがいる。
粕谷秀樹が盛んに言ってます。
これはワールドカップではなくて、チャンピオンズリーグでの話ですが、
大きな大会を勝ち取るにはやはり優秀な選手が必要ですが、
中でも大事なのはGKです。
点が取れなくても取られなきゃいいワケですからね。
私もここはけっこう重視していて、現在最高のGKブフォン要するイタリアが有利だと思ったわけです。
ユーベがチャンピンズリーグ勝てなかったのはたぶん別の要因です。
まぁ、しばらくは出るチャンスすらなくなってしまったけど。


話を戻すと、次に最高のツェホのいるチェコ(ややこしいな)はチームとしてはまだまだだし、
ヂダカシージャスはシーズンがあんまよくなかった。
ロビンソンは問題外。
レーマンも”スーパー”ではなかったと思ってたけど、アーセナルでの活躍はなかなかでした。でも駄目。好きじゃないから
アボンダンシエリもそこまでじゃないし、
バルデズはピークを過ぎた感があるし(なんでクペじゃないんだ!)、
あとはファン・デル・サールはいいんだけど・・・。
予想外によかったリカルドを含めて4人くらいしかスーパーな奴はいなかったと思います。




以上、5点なんですが、まぁ誰も読んでないよね?コレ。
まぁ、いいや、自慰的な日記ですいません。レッドカード!!ってか、日記で自慰的なものじゃね?んならいっかぁ!
またサッカーネタと下ネタやるぞーーー


結論:しかし、ワールドカップってちゃんと書くとやっぱめんどくさい。