誇り高き負け犬

今日でJリーグが終了。
結果はこんな感じ


。。。。



。。。。。。。。。



あんまりだ。。。


コレC大阪西澤の決意。



俺はこの世に生まれ墜ちたときからのエスパルスサポだけど、
今日は純粋にセレッソを応援していた。
最初の理由は単純に他のチームが嫌いというミもフタもない理由なんだけどさ。


G大阪→監督が嫌い。
浦和→サポーターが嫌い。
鹿島→2シーズン制だった頃のあのしたたかに優勝してたころが嫌い。



加えて、前線のトライアングルである、森島寛晃西澤明訓・古橋達哉の3人はいずれも静岡の高校出身(モリシの出身は広島だけど)ということでなんで清水に来なかったんだろうという疑問はさておいて応援する理由は十分。そしてあの西澤のコメントである。



開始3分くらいに古橋の気の利いた早いスローインから抜け出した右サイド久藤の綺麗なクロスボールに西澤が頭で合わせいきなり先制。このときの西澤の表情といったらなんとも言い難いいい顔をしていた。


しかし、その後の展開は悪く、FC東京にあっさり追いつかれる。NHKの解説で言ってたように下村がボールを失いすぎる。ファビーニョの出来がいつも通りによかっただけに浮いてしまった。前田・藤本のルーキーコンビも緊張からかディフェンスにいっぱいいっぱいでパスを繋げてなかった。31歳にして初めてJでレギュラーをつかんだGK吉田もポロポロボールをこぼしていまう、飛び出しが中途半端など不安定な所があった。


前半を終了した時点での暫定トップは浦和
一番嫌いなチームである。やばい。
なんとかしてくれ、セレッソ。場合によってはガンバでもしょうがない。


そんな後半明け、西澤がまたも決める。
前半さんざん焦らした挙句のヘタレキックでPKのチャンスを不意にしたゼカルロスが作ったチャンスからの得点だった。このPK失敗もすごく痛い。入っていれば・・・なんて思ってしまう。セレッソサポもどうせ外すなら森島か西澤だったらもっと納得できたろうに。


しかし、このときのポジショニングといい、絶妙なトラップといい、冷静なシュート。そしてジャーンにほとんど競り勝つポストプレーの精度、中盤に下がって守備に加わる排他性、そこから生み出すチャンスメーク能力と・・・今日の西澤は代表にいたとき以上に良かった。この大舞台で自分にプレッシャーをかけながらの素晴らしい出来だったと思う。
このときの西澤は感極まった顔をしていた。



しかし・・・



これで決まりかと思われた後半ロスタイム。
ゼカルロスの負傷退場によって空いたセレッソの左サイドが破られ、FC東京が得たCKのチャンスから今野が非情の同点ゴール。
崩れ落ちるセレッソイレブン。
ベンチで放心で顔を押さえる森島。
のけぞる



優勝は結局川崎とのシーソーゲームを制したガンバ。
4点目のアラウージョのゴールのあとのサポーターのはしゃぎっぷりはかなりいただけなかったけど(あういうのって制裁ないの?)、シーズンを通して主役だった貫禄を見せ付けた。



貫禄・・・。
リーグ戦はもちろん、一つのタイトルも持ってないガンバに使うにはおかしいかもしれないけど、今年の強さには確固たるものがあったような気がする。


前半と同じ展開を繰り返してしまったセレッソは優勝争いという点においても5年前と同じことを繰り返してしまった。
なんというか、その・・・
あんまりだ・・・



結果としては負け犬になってしまったセレッソ
順位も一気に5位に転落。
でも、素晴らしいファイトだったこのチームの戦いは称えられて然るべきだし、今シーズンの戦いは誇りに持つに至るはず。
来年はいいGK獲ることからですな。
(なぜ最後に辛口?)


清水?
あれ、前節で終わってなかったっけ・・・?
青山しか頑張れないのかい!!