ノボリ!ノボリ!!ノボリ!!!

*今日はエスパについてしか書きません。


やってくれました。。。


http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=jleague&a=20051127-00000022-sanspo-spo



ノボリがホーム最終戦でやってくれた!
常に空いたスペースを見抜く視野の広さ!
そこにぴたりと合わせるパス制度の高さ!
鋭い攻め上がりで攻撃の厚みを加えるあのセンス!
チームを鼓舞するようなあの熱いプレー!!



・・・もう、今年限りで見れないなんて・・・。



でも。



一生記憶に残るような試合を昨日はやってくれたと思う。
出場した選手、いやエスパルスに関わる全ての人が全力を出し切ったあの試合。
その心は『ノボリのために!』で繋がっていたと思う。
スカパー観戦の自分も見ているだけで相当な感激に襲われた。
こんなことならバイトなんかすっぽかして日本平に行くべきだった、くそぅ。
試合は引き分けてしまったけど、これで残留は決定した。とりあえずは喜ぶところだろう。


久々の先発。
ノボリは序盤から全開で飛ばしていた。
まるでサポーターに自分の姿を焼き付けるように。
開始直後のシュート。チョを押しのけるようにして放ったヘディングシュート。
ゴールにはならなかったが、いつも以上のノボリの気迫を感じて鳥肌が立った。
その想いに応えたのはまず枝村。
ユースの10番を背負っていた弱冠19歳はノボリのパスからの展開からのパスを受けると、迷わずシュート!ボールは美しい放物線を描きクロスバーを直撃。
それに反応したのは加入後12試合・7得点と素晴らしい成績を残すマルキーニョス
誰よりも早い反応でボールを押し込む。俺は絶叫


試合は鹿島のペースだったものの、チャンスをものにした清水が先制。
しかし、市川が中途半端なプレーで攻撃を中断されてしまった直後に同点に追いつかれる。
イチは最近調子が悪いなぁ・・・心配。


そんなエスパをノボリとマルキが救う。
後半、背中を痛めたJJが西野に交代。点が取れなくなる要素プンプンになる中、
ノボリからマルキへのイトを引くような鮮やかなサイドチェンジが通る。
ボールを持ったマルキは一瞬の緩急で名良橋を抜くと曽ヶ端の股を抜くシュートを沈める。俺は悶絶
一番ノボリと繋がりの薄いマルキだが、この日はキレキレ。サポの想いに応えてくれた。
豪快なプレーでゴールを脅かすのはもちろん、サイドに開いてチャンスメークしたり、終了直前にはボールキープでチームに落ち着きを与えるなど幅広い貢献度。
思えば、01年のベルディでは降格の危機から救い、
03年のマリノス完全優勝に貢献し、
05年のエスパを救う、とJではなかなかの活躍をしている。(千葉では怪我ばっかだったけど得点率は高かったしね)


その後、結局深井に同点弾を決められてちょっとだけ不快な気分になるものの、なんとか試合終了。
解説が言った「どちらにとっても勝ち点3に等しい結果じゃないですか?」に共感。
いやー、いい試合だった。
スカパーではその後の引退セレモニーまではやってくれなかったんだけど、感動するものだったんだろうなぁ・・・。すぽるとでは映像だけちょっと流れてたけど涙ぐんでましたね。
俺もその場にいたら号泣は固い。



Jではあと1試合。あとは天皇杯を残るのみ。
昨日の試合での想いを忘れずに頑張って欲しい。ノボリのために。
後半途中で退いたときはスタンド全体でのスタンディングオベーション。愛されてるナァ。
鹿島サポもノボリコールをしてくれたみたいで、感謝。
本田を大切にしてやってください。


・・・なんかずいぶん書いてる。
まだまだ書きたいことはあるんだけど、とりあえず締め。


BGM:BRAHMAN「A MAN OF THE WORLD」